【感想・ネタバレ】仇討二十一話のレビュー

あらすじ

高田の馬場の堀部安兵衛、鍵屋の辻の荒木又右衛門、忠臣蔵で知られる赤穂四十七士……忠臣孝子の復讐譚は、芝居に、映画に、また小説に謳われてきた。仇討、その数は二百を越すという。『仇討十種』で作家デビュー以後、著者はこの日本的美徳をさまざまな形で追求しつづけた。厖大な数の仇討作品群のなかから選び抜いた二十一編は、美化されがちな艱難辛苦の物語の陰の真実をも鮮やかに浮彫りにする。 ■収録作品■仇討に就て/鍵屋の辻/高田馬場/鏡山/崇禅寺馬場/相馬の仇討/討入/槍の権三重帷子/黒石の乱闘/総穏寺の相討/近藤源太兵衛/

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Posted by ブクログ

さほど堅苦しくはありませんでした。
なぜか頭のほうには
かの有名な作家の小話が出ていますし、
とてもご親切なことに仇討の表までついています。

実のことを言えば侍ばかりが
仇討を行っていたわけではないのです。
農民もいますし、証人も…
理由もまたさまざまでありまして。

二十一話中には
もちろんあの有名な討ち入りもあります。
と、言うか文中では結構
探すのを苦労していたのですね。
あっけなく殺されてしまったかと思ったいたのですが…

他には間男に妻を取られた男の
復讐の仇討等
中々すごいのもあります。
何か惹かれるんですよね。

0
2012年05月17日

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