【感想・ネタバレ】忌怪島〈小説版〉のレビュー

あらすじ

2023年6月16日(金)公開
清水崇 監督・西畑大吾(なにわ男子)主演
映画「忌怪島/キカイジマ」を完全小説化!
恐怖は、〝村〟から〝島〟へ──

バグじゃない! 呪いだ!

絶海の孤島で起こる謎の連続死
現実と仮想が交わり始める時
最恐の呪いが再起動する……

あんたらが見たっちゅう赤い女ね……
そりゃイマジョだよ。
この島が生んで、
こびりついた罪穢れさぁね……

〈あらすじ〉
同日、同時刻、同じ死に方をした男女
全く別の場所の室内で、2人は海水に溺れて死んだ……

未だシャーマンが棲む島。
その島でVR研究を行う片岡友彦とチーム「シンセカイ」。
突然のシステムエラー、突如出現する赤いバグ。
シャーマンは語る──「それは〝イマジョ〟じゃ」
交わり始める異世界と現実世界。
瞬く間に島を覆う怪奇と死──。
〝イマジョ〟との関係は?
彼らは謎を解き明かし、生きて島を脱出することができるのか……!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

映画にもなるということで興味を持ち、ライトなホラーかと思って読み始めました。
映像にしたら怖いと思うのですが、読む分には怖くはなくて、とても悲しい話でした。

呪いや祟りということの背景には暴力や差別などを受けた者の辛く悲しい出来事や思いが必ず存在し、往々にして物語などで描かれます。
本作では生まれた境遇など、その人自身が自分で選択することができないことでの非道な暴力や差別を受けており、特に女性に対する暴力の描写は読み進めることができず、読み飛ばした箇所が多くありました。
これを現実世界に置き換え、暴力や差別は負の連鎖を生むことであると改めて色々なことを考えさせられた本でもありました。

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2023年07月06日

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