あらすじ
『俺ゲイなんで、彼女はいないっす』
容姿が一際目立つ新入生・石井宗馬は、
大学の新歓中とんでもない発言で場を凍らせた。
その台詞が気になり、仲良くなろうとするバイ・林下渉だったが、
冷たくあしらわれてしまう。
時を経て、再度開かれた飲み会ではいつもと様子の違う石井。
渉は泥酔した彼を仕方なく自宅に連れ帰りベッドに寝かせるも
唐突にキスされてしまい…!?
”元彼が忘れられない” 2人のリアルな青春ラブストーリー
単行本でしか読めない描き下ろし10Pとたっぷり!電子配信版限定の漫画付き♪
この作品は過去、B.Pilz vol.31~36に掲載されました。重複購入にご注意下さい。
感情タグBEST3
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匿名
元彼を引きずりまくる二人が最高
ずっと気になっていた作品です。
まず雰囲気が良いし、二人の心情も丁寧に描かれていると思いました。
そして、元彼を引きずりまくる二人が、過去を乗り越えて、なんだかんだお互いゾッコンになってしまう流れが超萌えます
大学生のあの浮ついた感じも描かれていたので、ちょっと痛いところもあるんですが、ある意味リアルで良かったです
失恋した二人のお話
ゲイの生意気後輩くん✕ノンケ(だけど男と付き合ったことがある)チョロい先輩。どちらも失恋から起き上がれずにいる。そんな二人が身を寄せるお話。
それなのに!
受けの渉さんがめちゃくちゃ可愛くていじらしくてどうしても渉さん贔屓になってしまう!どちらも失恋の痛手を負ってるはずなのに!渉さんだってセフレの関係をズルズル続けて泊まりに来ることも止めなかったんだから寂しさを埋めあってる関係を許容しているのに!何なら自分の首を絞めているのは自分でもあるのに!優しくキスされて体温をくれて、そんなの拒めない!拒める訳がないよ!!
表情や態度で受けの渉さんは攻めの石井くんを甘やかしているのも好意をもっているのも分かり易いんです。甘えて甘えられて、二人の波長が合えば合う程に苦しくなる。
石井くんが元カレへの気持ちも断ち切れない気持ちも分かる。自分がそうだったからっていう描写が歳の差だけじゃなくて痛みは時が解決してくれるっていう、その時の長さ、そこにある絶対に埋められない差が切なくて、渉さん絶対に幸せになってほしくて仕方ない!結果的に二人は付き合うけど、石井くんそれは止めろって思う地雷踏み抜いてくるところ!なんなの!って思うのに何故か憎めない!元カレが良い子だったから尚更!何なら友だちもみんな良い子!みんな今っぽいっていうか、周囲の雰囲気や失恋からの再起まで、全部リアルなお話でした。
二人は失恋の辛さも好きになることの辛さも知ってるんですよね。そして似た者同士。切ないけど一生懸命恋をする大学生が愛しいです。
渉がめちゃくちゃかわいいです
最後までドキドキハラハラするような2人の関係性がたまらなく面白かったです。読み進めるごとに渡がかわいくてかわいくて、おい!!!石井!!!!コラ!!!!!と何度もなりました(笑)
最初の態度は最悪だった石井がどんどん甘々になって、ほんわか優しい先輩だった渉がヒスって(笑)重かわになっていくのが最高でした。イチャイチャしてるところもはちゃめちゃにかわいくて天国でした。
続編待ってます!!そしてふたりの旅行番外編がみたいな〜〜!
じわじわ攻めるタイプのお話
大学の先輩後輩。ゲイの後輩攻めとバイの先輩受け。どっちにも忘れられない彼氏がいて、なんとなく流れでセフレのような展開になる。そこからお互いが失恋した相手を超えるほどの関係になるまで、のお話。
ゆっくりじんわり気持ちが寄り添っていく感じがすごくリアルで、感情が揺さぶられた。失恋した相手がどっちもいつまでも近くにいて、なかなか踏ん切りがつかない感じもまたリアル。
匿名
石井くんってもっと落ち着いたイメージだったのに
なんか酔うとグダグダというか振られて泣いて「え?」って感じ。
ちょっと話があっちこっち行くから読みにくい。
匿名
リアルな心情すぎて、物語の半ば辺りからモヤモヤが止まらなかったです
好きな人から元恋人への想いを語られるのはしんどいなぁ。攻めも受けの気持ちをある程度分かった上でのそれだから、だいぶ甘えていたんだろうなあ。実際に自分がされたら、かなりのダメージくらう自信しかないけど
告白した時が忘れられた時って言ってるけど、セリフ的に忘れられていない気しかしなかった、、、
攻めは愛情表現してるんだろうが、自分はどうしても受けからの方が矢印の多さを感じてしまうから続編があるとしたら攻めの気持ちが大きくなっててほしい
ハッピーエンドなんだろうけど、私の読了後の気持ち的にハッピーではなかったので☆3で
匿名
なんだかな…
最初、彼氏一筋って感じの石井にちょっと好印象だったのに、その後の渉の扱いが雑すぎてちょっとクズっぽくうつり、最後まで好きになれませんでした。これがリアルなかんじなのかな、とは思いますが、リアルより多少ファンタジーでもドラマチックなキュン多めを求めているので、個人的にはチョイスミスでした。残念です。