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Posted by ブクログ
復讐劇の話だった。
しかし、p39の、後ろの黒板に描かれた絵に対し、「何て手の込んだ悪意だろう。まるで童話の一場面みたいな、こんなメルヘン画に見立てて夏野の痣を揶揄するなんて。」という考えに違和感を感じた。繊細な画でたくさんの花達と蝶の翅を持つ妖精という点で、いくら痣らしきものが上腕部にあろうと、その絵を想像してみるにパッと悪意なんぞ感じられない。
"カーヤの翅"というストーリーは好き。
本著の終わり方は曖昧で微妙だった。
夏野はそこで何をするつもりなのか話してくれない。私を蚊帳の外に置こうとすることが淋しかった。それが私を「善意の第三者」的立場にしておく気遣いだとしても。p163
>洒落かな?笑