【感想・ネタバレ】ひとり時間が、いちばん心地いいのレビュー

あらすじ

世界中で著書が翻訳され読み親まれる禅僧が、本書で孤独との付き合い方を解説。『孤独よ、こんにちは。』を改題。(本書より)本来、人間とは孤独な存在。だからこそ、自分のところに流れてくるご縁を結びながら、互いに心を寄せ合って生きていくこと。禅僧は、常に孤独の中に身を置きながら修行をしています。そしてその「孤独」の中から、禅僧たちは多くのことを感じ取り、そして学び、身につけていくのです。「一人きりの時間をもってください」。私はいつもそう言います。なぜならば、孤独と向き合うことなく、私たちは本来の自己(自分)に出会うことはできないからです。仏教で言うところの生きる意味とは、最終的には「本来の自己」に出会うこと。自分の存在とこの世の真理を見極めることにあります。 〈本書の構成〉第1章 孤独って何ですか? 第2章 家族との間で感じる孤独 第3章 大事な人と一緒にいると生じる孤独感 第4章 仕事と人間関係の悩み 第5章 孤独との付き合い方

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ひとりごと

第5章の一つ”人はどうして死を恐れるのか”の話にでてくる高い心の境地に置かれている(死そのものについても達観している)仙厓和尚さんの死を迎える間近放った一言「死にとうない」という言葉の意味を著者なりの解釈が載っていました。

超簡単に解釈 禅の修行とは終わりがなく永遠に続くもの。その永遠がまだ足りない為、(修行をまだしていたい)死ぬにはまだ早すぎる。=永遠に行う修行に満足することがあってはいけないという自身の想いを一言にこめたという。

本当にこのような解釈どおりであればどこまでも禅に生きる人なんだなぁとかっこよく思えます。
けれども、死にとうないはストレートな意味で私は聞こえました。
今死について考えてもそれは漠然としか考えられないしその時仮に答えが出たとしても死の直前になったら同じ答えにはならないと思います。
同じ答えになるのであれば漠然と考えた死そのものについてしっかり向き合うことができたんだろうと羨ましく思います。
でもしっかり向き合えていても、達観していたとしても最後は結局その時の気持ちが答えなんだと思うので和尚さんの想いは…。
感じ取り方は人それぞれなので他の方はどんな風に思うのだろう〜

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2023年12月26日

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