あらすじ
【同人版30万DL突破!! 麗しき使用人と不器用な主人の恋へと続く物語。】
「お背中とか・・・流したほうがいいですか・・・?」
時に昭和十年。
両親の不幸の知らせを受け、留学先の英国より横須賀の実家へと戻ることになった耀一郎(よういちろう)。
そんな彼を出迎えてくれたのは繭(まゆ)と名乗る、青い目をした幼い少女。
和久井家(わくいけ)当主を継いだ彼のためにたったひとり屋敷に残された、彼専属の使用人だった。
はじめは繭を訝しがっていた耀一郎だったが、甲斐甲斐しく世話をする彼女に心を開いていき・・・・・・。
身分差を超えて紡がれる、遊郭育ちの女の子と名家の跡継ぎのやさしいふたり暮らし。
【揺れる金髪、透き通る碧眼。和装メイドが、健気でカワイイ。】
人懐っこくて!好奇心旺盛! 夢は・・・お嫁さん!?
描き下ろしイラスト満載&時代背景解説ページも収録!!
★単行本カバー下画像収録★
電子版は連載時のカラーを収録しております!
WEBコミックガンマぷらすで配信された番外編5ページを電子版のみで完全収録!
感情タグBEST3
巻末付録付き
昭和式メイドなので、珈琲はお茶を淹れる急須で淹れる。
何時から珈琲は庶民に広まったのかと思うが、カフェーは明治時代から文明開化で出来たんだろう多分。
そんな、曖昧な知識を助ける巻末付録もある。
横書き文章を右から読んでいた様な時代のあれこれが、巻末付録として読める。
分からなかったら巻末付録にゴーだ。
Posted by ブクログ
旧Twitterで1話が投稿されてて読んでみたら良かったので購入。 当初の期待通り繭が可愛くてニヤニヤできるのと同時に予想外な程に昭和に対するリアリティが有った。 博識な人間が読んだらわかる小ネタとかじゃなくて、よく知らない人間がへ〜そうなんだって思える感じのリアリティ。 ご主人様の耀一郎が絶妙に根が良い人で偏屈かつ貧弱な庇護欲をくすぐるタイプなのも好印象。しっかり者で尽くしたがりな繭と相性バッチリ。 取り敢えず最後の怒涛の参考文献から気になるのは読んでみよう。