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Posted by ブクログ
第一章では、意思、ロゴス、神と日常であまり使わない概念が出てきて、あまり理解できなかった.第二章でも、国民主権、衆愚政治など主権に関する議論だが、これも難しい.第三章 民主主義、第四章 市民社会は何とかついていけた.でも法学者の考え方はある程度理解できたような気がする.民主制は「民衆支配」であり、その民衆は放っておくと衆愚に陥る可能性がある. との解説があったが、どこかの国の政治をみているようだ.さらに、随所でタイトルにあるように主権者を疑うことの重要性も強調している.約300ページの新書だが、内容のあるものだと感じた.