あらすじ
漕げよ、漕げ(ロウ・アンド・ロウ)、 あなたの舟をーー
夫婦の歪みと「再生」を高解像度で描く、デビュー30年にして到達した恋愛文学の極致。
東京の広告代理店に勤める43歳の涼子は、3歳年下で美容師の夫・孝之と結婚して13年。毎日の生活にうっすら不満を抱えつつ、表面的には凪いだ日々を送っていた。ところが、20代の美登利を美容院のアシスタントとして招き入れたことで少しずつゆらぎが生まれて......。気づかぬうちに"深い川"に隔てられた二人は再び漕ぎ寄ることができるのか?
夫婦、そして、男と女の心理を細密に描き出した傑作長編。週刊誌「サンデー毎日」の人気連載がついに単行本化!
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Posted by ブクログ
分厚いのに読み進めるうちに続きが気になり、
あっという間に読破してしまいました。
読んでいて心を動かされる作品でした。
やはり自分自身としては因果応報を願う心があって、
ミドリが不幸になる事を期待してしまう部分と、しっかり慰謝料請求しない点に少しモヤモヤが残りました。
Posted by ブクログ
★4.5なんですが、刻めないので★4
お叱りを承知で、すっごいざっくり概要を言うと
『お付き合いして結婚した男女が、(根本的に)話がかみあわず、心も身体も離れていくお話。というか元々通じ合ってなかったかな...的な』
え?間違ってないよね?笑
◆瀬を早み 岩にせかかる滝川の
われても末に逢はむとぞ思う
そこにないものの話ができない相手はつらい
◆「きみの醸し出す、あの〈寄らば斬る〉的な雰囲気、僕は嫌いじゃない」黒田部長→涼子
◆「大人っていうのは、自分で自分の機嫌を上手に取れる者のことをいうの」雪絵→涼子