【感想・ネタバレ】宮廷魔導師見習いを辞めて、魔法アイテム職人になります 3巻のレビュー

神泉せい / EDO / 匈歌ハトリ

災害により孤立した集落に人食いの魔物が現れた!? 大量に現れた食人種のラ・ヴェリュを倒すためにイリヤたちは山間へ向かうと、さらに最大級の敵が現れて――!? 悠々自適なスローライフを満喫するはずだったのに、どうしてこんなことに!?

[氷樹 · ★★★★★]

ジークハルトの謎の熱病やらイベントが起きてはお薬が必要になり、現地へ素材採集しに行っては強敵を屠り、街に帰って調合してお薬塗布！
という某アトリエゲーム風のサクサク進むよ具合。
怨敵ビクネーゼ商会にカチコミかける囮役とか相変わらずイリヤは危ない橋渡るなぁ。

＃アツい ＃ドキドキハラハラ ＃ドロドロ

[しんどー · ★★★☆☆]

敵全般が薄っぺらい

巨人との戦いでも、悪徳商会とのやり取りにしてもどうにも盛り上がりきらない内に終わってしまう。
苦戦らしい苦戦も無く終わってみたり作戦を立てては見たものの自分がピンチになった時の事はまるで考えてない無策だったり
また悪徳商会側も”お前が頼りにしてる子爵もう手切ったぞ”って言葉だけであっさり信じたり（子爵側が彼に手を貸さないと確実に解る何かの描写はあるべきだったと思います。証書とか、商会に侵入する際の手引きをして貰ったのが子爵だったとか）
何だそりゃ？ってちょっと肩透かしな部分が多いです。

＃シュール