あらすじ
■誰でもできる「信頼関係」の作り方とは?
「信頼関係」などと言うと、高いコミュニケーション力や知識、
スキルが必要だと思われるかも知れませんが、
実は難しいことではありません。
信頼関係は誰にでも簡単に作ることができます。
それは、相手にあなたの「本心を伝える」ことです。
そのコツは、行動するための条件・基準を持つということです。
つまり、自分の中に「信念」を持つということになります。
しかし、信念を持ってズバズバと
お客様や目上の人、仕事の関係者に
意見すればいいということでもありません。
人は感情の生き物だからです。
それには、礼儀礼節も必要ですが手法(テクニック)が重要です。
本書は、「信頼関係」を作るための秘訣(簡単に人から信頼される方法)を
わかりやすく、スグに実践できるように作りました。
「信頼関係」さえできれば、人は協力してくれます。
当然ですが、1人で頑張るより、多くの人と力を合わせた方が、
スピードが上がり、結果も早く出てきます。
当然、収入もついてきます。
■著者の朝倉氏は、丸ビルにオフィスを構え、社員教育会社の経営者になりました。
研修の仕事を通して、全国を飛び回り、
企業の人財教育・育成のお手伝いをさせていただいています。
年間7000人を、
トップビジネスマンに育て上げています。
だから、あなたの人生も変わります。
人生を変える1ページをぜひ、ご自身の手でめくってください。
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Posted by ブクログ
信頼関係の作り方について述べている本である。筆者の考え方には少し偏った部分もあったが、以下、共感できた点を記載しておく。
・ブレない心が人生を変える
・何かを変えたいなら行動を変えること
・目の前のことにガムシャラに取り組む
・小さな成功体験を積み重ねるとよい
・できないことよりできることに焦点をあてる
・夢をカタチに(なりたい自分像を明確に描く)
Posted by ブクログ
付属のCDに気になった言葉があったのでメモ。
顎を引いて話すな。声が低く、響かなくなる。顎を心持ちあげて、高めの声で話すと通りがよくなる。声の印象は明るい印象を醸し出すので重要。
Posted by ブクログ
著者は、小学校教員、証券ファイナンス会社を経て35歳の時、異業種である社員教育機関へ入社。礼儀・挨拶を徹底した営業スタイルで未経験から3年後にトップセールス・パーソンに。そのノウハウを広く啓蒙すうrために2001年に独立。現在、㈱新規開拓の代表取締役社長として「トップセールスを育てる」理念のもと全国各地にて講演活動を展開している。
著書に「初対面の1分間で相手をその気にさせる技術」「すごい仕事力」等多数。
「信頼関係」は、能力やスキル以上に大事。
能力を上げるよりも、早く結果を出すことができる。そもそも「信頼関係」は、人間関係において、その関係をより豊かにするために欠かせないものであり、自分以外の人と関わる中で、「円滑に関係を進めるため」でもあり。「人から愛され、したわれ、自分がより有利に生きていくため」でもある。
本書では、能力を上げるよりも効率的で大切な「信頼関係」を作るための秘訣・簡単に人から信頼される方法をわかりやすく、スグに実践出来ることを主眼として以下の5章に分けて述べられている。
①信頼される人は勝手に成果が手に入る
②信頼される人の思考と行動の習慣
③信頼関係を強める心の軸を作る6ヶ条
④強い信念の作り方
⑤夢を叶えるための信念の使い方
成功まではいばらの道をたどって来た著者。
著者は信頼関係が大切だと悟り信頼関係の構築にかけては突出した能力を持っているのは確かである。しかし、それ以上に前提としての自分の能力を高めることも並行して出来ているという背景があるように思う。
本書を読んで得たことは、「信頼関係」を構築するのは難しいがそれを壊すことは一瞬であるということ。いかに継続して信頼される行動を継続することができるのかそれには自分の信念をきちんと持ち、自分の成功だけを目的とした信頼関係の構築だけではなく、他社を想った延長線上にそれをついてくるといったような考え方が重要だと感じた。