【感想・ネタバレ】大江戸火龍改のレビュー

あらすじ

江戸の町で人外のものを狩り鎮める、謎めいた美しき男がいた――。
「江戸版陰陽師」ここに開幕!


江戸時代、凶悪犯を取り締まる火附盗賊改の裏組織が存在した。
専ら人外(にんがい)のものを狩り鎮めるその名は、火龍改。

満開の桜の下で茶会を催していた一行から悲鳴が上がった。
見れば大店のお女将の髪が逆立って、身体ごと持ち上がっていき、すっかり桜の花に隠れてしまった。
見上げる者たちの顔に点々と血が振りかかり、ぞぶ、ぞぶ、ごり、という音のあと、
どさり、と毛氈の上に女の首が落ちてきた――。

遊斎は、飴売りの土平、平賀源内らとともに、この怪奇な事件の謎を追う(「桜怪談」)。
短篇「遊斎の語」「手鬼眼童」「首無し幽霊」も併録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

陰陽師より好き。
桜怪談がメインの話のようで、他の話は数ページと短かったです。
主人公の遊斎の口調が優しい。ですます調なのが良かった。
ふわっとした印象ですきでした。飴屋の土平も好きです。
「知りたいですか?」って言われるとみんな「いや…」ってなるのが面白かったです。

桜怪談は、色々黒かったです。呑蟲も気持ち悪かった…
続編あるかな。もっと読みたい…。

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2024年10月25日

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