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Posted by ブクログ
このナルシストがっ!なのに好き。キノコに振り回されるナルシストがなんだか可愛く見えてくる不思議。
そして三崎さんのようなかっこいい女性が出てくる話がもう大好きで……!
Posted by ブクログ
表題作の、自分を愛しすぎている”難儀”な男とキノコが可愛かった。
まっすぐすぎる少年も。
素直に「あ、可愛い!」「あ、いい!」ってなれるシーンやキャラクターばかりで、
何も考えず楽しく読めた。
そして、やはり巻末のショートがステキ。
Posted by ブクログ
俺大好き☆表題作シリーズが面白かった!何度もクスッと吹き出してしまいました。ヤマシタトモコさんはすごくハマるのとちょっと伝わりづらい感じと両方あるんですが…こういうギャグの方が断然好きです。
Posted by ブクログ
これは笑うためのヤマシタトモコBL本なのか?という感じ。
少々どこに向かってるのだろう?という感じの迷走っぽさがありますが、おもしろいのはおもしろいです。笑う、という意味で。
『目蓋の裏にて恋は躍りき』
なんか…ふつうのBLっぽい。台詞はヤマシタ先生っぽいですが、なんとなく、こういう話も描くのか~と思いました。
これって馬原が受けなのかな?(話以前に組み合わせが珍しい…)
『彼女は行方不明』
全体的に報われない男→男→女の一方通行。でもそこらへんが現実的かも。表題作とかと比べると話は薄暗いです。
古林の冗談交じりだけど、でもほんとに好きっていう感じがふつうの男子高校生っぽくて好き。あと八名木の、女(芦立)なんて死ねばいいと思ってる切羽詰まった感じも。
ヤマシタさんの描かれる女の子はやっぱり好きですし、こういう少し歪んだ感じだけどふつうの女の子の不安定さも秀逸。というか10代の不安定さの描写が秀逸。
自分や自分の気持ちを守るために誰かを傷つけるって生々しい描写をうつくしく描かないところが好きです。
『minun musiikki』
納得の乙女ゲイ受け感。ヤマシタさんの描かれるどうしようもない話がほんとに好きです。
布木(攻め)さんの狡さとかひどさとかダメさとか甲斐性のなさとかが好きだ。と思って、そんな自分のダメさにへこみました。
これバッドエンド特集への寄稿だったらしいのですが、バッドエンドというより、終わりが見えてるのに途方もない生き地獄に陥ってしまった感じ。
『YES IT'S ME/YES IT'S YOU』
おおいに笑いました。ヤマシタトモコ作品は突き抜けたキャラが多くて困る(笑)
キノコ好き、だ!ストーリーっていうストーリーもないのですが、三十路前にして恋に気付いちゃった!?あれ!?と。でもべつにナル受けに萌えはないです。
ヤマシタさんの描かれる比較的上から目線な攻めが好きすぎてどうしよう。でも攻めって受けより精神的に弱いっていうポイントはしっかり押さえてるというか、とりあえずキノコが全体的に好きでしょうがない。キャラ萌え?
これ将来的に左右が逆になったらおもしろそう。
『Loathe!』
好きですこういうドS攻めと無意識ドМのやりとり。何がどうって話ではないのですが、愉悦という意味でたのしい。ニヤリ。
『夢は夜ひらく』
これも見た目からゲイゲイしい。たぶんヤマシタさんの絵って一般的に綺麗な絵という感じではないと思うのですが、キャラの描き方が細かいなって思います。特徴の捉え方とか描写がとても上手い。
わたしは見た目うつくしいホモが基本的に好きなのですが、この方の描かれるうつくしい人とふつうの人の描き分けは素晴らしいと思います。この話でいうと、視点のゲイと相手のゲイ、SRSキャラの化粧前と化粧後の描き分け・化粧前の顔が男性的なのがすごい。
で、お話はジェンダー問題について、かな。デリケートな話題でした。男性を好きな男性でも、ホモセクシュアリティーの方と性同一性障がいの方は違ったりとか、人間ってむつかしいですね。
それにしても三崎さん強くてかっこいい。でも確かに女性のほうが精神的に逞しいですよね、きっと。
Posted by ブクログ
◻︎目蓋の裏にて恋は躍りき
美大生同士。お互いがお互いの才能好き、みたいな。
◻︎彼女は行方不明
行方不明になった同級生を、本当は多分好きだけど強がって「やらせてくれそう」って探しに行くDKとそのDKが好きなDKの刺々しい感じ。
◻︎minun musiikki
楽団のピアノ弾きとコントラバスの人。離婚しそうなピアノの人を好きなバスの人。
◻︎YES IT'S ME
すんごいナルとキノコ頭の幼馴染。おもろい。
◻︎YES IT'S YOU
続編。かわいい。
◻︎Loathe!
同棲中のカプ。Sの攻めが受けに靴紐結んでもらってる時にグリグリする話。すごく短いのに詰まってる感。
◻︎夢は夜ひらく
美容部員の話。とても良かった。ヤマシタ先生らしいカッコよさ。斉藤和義の「君の顔が好きだ」出てくる。