【感想・ネタバレ】トヨタ・GM 巨人たちの握手のレビュー

あらすじ

1980年代の初め、日米貿易摩擦の緊張が高まるなか、トヨタは決断を迫られていた。日本のローカルメーカーで終わるか? 米国に進出するか? 世界一の自動車メーカー、GMも、小型車の開発で頭を痛めていた。トヨタとGMが生き残る道は、合従連衡しかない。私心を捨て、極秘で動くひとりの男。トヨタは、GMをパートナーに選び、米国で小型車の共同生産を決断した。そして、それは「トヨタ一人勝ち」の始まりだった。ビジネス・ノンフィクションの傑作。

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Posted by ブクログ

80年代自動車が日米貿易摩擦のタネとなりトヨタも現地生産せざるを得なくなったのだが、ある種、内省的な会社故単独で出て行く気概が無い。そんな時たまたま絶好のタイミングでGMが現れて、というストーリー。で合併事業が例のトヨタバッシングの時に問題となったカリフォルニアのNUMMIなわけですよ。シュワちゃんが閉めてくれるなと抗議したあれです。あの事業、困っているGMを助けてやるという意味では続けておけばこんなことにならなかったのに、という考察も、本書に書かれている経緯を読むとよくわかる。

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2011年04月26日

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