あらすじ
すべての野球ファン必読!!
江川卓が明かす投球の秘密、自らの巨人時代、
そして現在の巨人軍解説まで。
昭和の怪物、20年ぶりの単著がここに登場!!
・ストレートとカーブだけでどう戦っていたのか?
・「江川の投げる時はがんばらない」と言われた過去
・長嶋さん、王さんたちレジェンドとの思い出
・ライバル西本との知られざる関係性
・2022年の巨人振り返りと2023年シーズンへの期待 etc.
怪物の現役時代を振り返れるだけでなく
江川流「野球の見方」も学べる1冊です。
本書は4章構成で、
「江川の現役時代のエピソード」
「江川の投球論・投手論」
「巨人軍レジェンドたちの伝説」
「令和の巨人軍解説」
を本人の言葉で追っていきます。
登録者数21万人突破のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」待望の書籍化!!
※カバー画像が異なる場合があります。
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Posted by ブクログ
長年高校野球を見てきて、圧倒的な凄みを感じたのは江川卓だけだ。
「プロでも通用する」ではなく「プロでも打てない」と思って見ていた。
松坂大輔や田中将大は「プロでも通用する」レベルだと思っていた。
プロ野球の希望球団は巨人のみ、という江川が巨人論を語った本なら読みたくなる。
実際に現役で巨人軍にいたのは、1979年から1987年の9年間。
巨人軍の主な野手は、
1979年は、柴田、高田、張本、王、シピン、柳田、淡口、篠塚、河埜、山本、中畑、山倉
1987年は、松本、川相、篠塚、クロマティ、吉村、中畑、原、岡崎、駒田、山倉
といったところ。
監督は、長嶋(79-80)、藤田(81-83)、王(84-87)で、優勝3回、2位2回、3位3回、5位1回。
V9メンバが次々に去り、レギュラーメンバーがガラッと変わった時期だった。
さて、どんな「巨人論」を語ってくれたかというと、ほぼプロ野球現役時代の思い出話だった。
あとは、現役引退後の特定の巨人選手や首脳陣に対する当たり障りのない感想。
プロ野球ファンにとっては目新しさもなく、淡々と歴史を振り返るだけの内容に感じるだろう。
「巨人論」というタイトルは間違っていて、何も論じていない。