あらすじ
血の繋がりはないけれど兄妹として育ったパヴェア伯爵家のイネスとラファエル。 強い信頼関係のもと婚約をした二人だったが、イネスは〝兄〟が〝夫〟となる本当の意味をまだ知らない。「私たちの場合、結婚しても何も変わらないのよ」 相変わらず〝兄〟を慕うイネスがそう言う一方で、ラファエルは執着的な愛と欲望をずっと胸に秘めていた。 「薔薇の蕾だって固いままでは咲かない」──兄の顔を上手に使った策略でイネスの体をほぐし悦びを植えつけて……。パヴェア伯爵夫婦の愛と家族愛を描いた『白薔薇は枯れてもなお芳しく』より、成長した子供たちのスピンオフ!
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そよ
ラファエルの献身的な愛が涙ぐましい…イネスも大きくなって、娘らしく…らしく?なったものだ、と感慨深いです。逞しく思慮深く、しかし、少々奥手な妹を、時に兄として、女性として、慈しみ導き守るラファエルは理想の男性…なのかもしれない。
「白薔薇〜」の2人はすっかり落ち着いて、幸せそうなようすが垣間見れたのも良かったです。
途中、ラファエルが、産みの母親に会ったりするのかしら…(;´∀`)ドキドキという場面が会ったりもしましたが杞憂でした。
そこにさくエピソードもページ数もない(笑)