【感想・ネタバレ】国道16号線―「日本」を創った道―(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

横須賀から、横浜、町田、八王子、川越、柏などを経て木更津まで。東京をぐるりと囲む16号線エリア。約1100万人が住む一大経済圏である。旧石器時代から人々が集まり、二つの幕府の礎となった。絹の輸出で近代国家を支え、戦後はユーミンをはじめ新たな才能がここで育まれる。子供たちも増加し、未来へつながる道となった16号線、その秘密とは。胸躍る、新・日本文明論。(解説・三浦しをん)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

東京というのは道路が環状になっているのが不思議だった。環七、環八、郊外は16号線。これは古代より河川や流域、源流部の先の尾根沿いは住みやすいっていうことなんだ。江戸よりはるか昔から貝塚、古墳がある、生糸の輸出道路シルクロードということ、富岡製糸場の位置も改めて認識した。米軍基地を中心に音楽が入ってきてユーミンが生まれたというのも興味深かった。生物の話などもあり、いろんな話がてんこ盛りでおもしろかった。地理を知る。自然を知る。歌を知る。いいかも。

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2023年06月21日

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