あらすじ
ソムリエの現場から語るサービス業とワインの楽しみ方
2007年第12回世界最優秀ソムリエコンクール・ギリシャ大会日本代表(2005年全日本最優秀ソムリエ。ギリシャ大会の模様はNHK「ザ・プロフェッショナル」で放映)の佐藤陽一氏が、ソムリエの修業と仕事、そして歓びや、サービス業のあり方などのほか、ワインの思いがけない楽しみ方や、食事の際にテーブルを飾る飲み物全般にまで及ぶ長年の経験を、洒脱な文書で綴るエッセイです。
ソムリエを目指した青春時代のパリ修業から、帰国後エノテーカピンキオーリ、タイユバン・ロブション、オストラルなど有名店のシェフ・ソムリエを経てオーナー・ソムリエになり、さらにソムリエ大会に挑戦して、サービス業界・金融業界のセミナーに講師として出かけるようになっていった自分の人生を語り、そこから得られた知識と知恵で、私たちのワインのある暮らしをより豊かにしてくれる蘊蓄を、独特の筆致で面白くて為になる内容にして書き綴ります。
第1部では、ワインとソムリエ業から学んだサービス業や営業マンにも通じる顧客満足のための方法をわかりやすく展開し、第2部は、私たちのワインや酒の楽しみ方を実践的経験から提案する内容となっています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日本を代表するソムリエのひとりである佐藤陽一しの本。私もソムリエとして仕事をしております。本の出た2010年に読んでおりましたが、改めて棚から取り読んでみました。
感想としては、私も初心に帰り、学びを続けていかなければ!という思いでした。
Posted by ブクログ
日本を代表するソムリエ、佐藤陽一さんの自叙伝的な1冊。
この本の良いところは、ソムリエを目指したり仕事にしていなくても、とても面白く読めるところ。
極貧のフランス暮らしや見習い時代のハプニングが満載!飲食店に務めたことのある人なら尚更共感できると思います。
レストランの裏側を面白く知りたい方にオススメです。もちろんソムリエさんにもどうぞ。