【感想・ネタバレ】ギャラリストのレビュー

あらすじ

芸術は、カネだ――
旧態依然とした日本の美術界を、天才ファンドマネージャーが食い荒らす。
圧巻の芸術系経済小説!

日本画最後の巨匠・門馬岳雲の作品が、クリスティーズのオークションで売り飛ばされた。それも、日本では考えられない安値で。これを契機として暴落する日本の美術市場。仕掛け人は天才ファンドマネージャー・江波志帆。彼女の狙いはいったい……?グローバル化が押し寄せる美術市場で、画商たちの戦いが始まる!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

日本画の最後の巨匠の作品がクリスティーズで安くオークションにかけられる。ここから物語は始まります。
画商と絵画投資ファンドの駆け引きがメインの物語ですが、そこここに近代までの著名な画家が出てくるので、絵に興味があれば一層楽しめます。
バブル以降の日本の絵画業界の話も出てきて、モデルとなった画商や作家など思い当る節もあり、芸術の市場性というテーマも扱われています。
参考文献を見てこんなに最近の美術をめぐる本が出ているのかと驚きました。
物語としても面白いですのでお勧めです。

0
2015年08月11日

Posted by ブクログ

芸術に関する話の部分は、少し退屈に感じて読み飛ばしてしまった所もあった。
いわゆるハッピーエンドではなく、読後感はあまり良くなかった。

0
2025年01月15日

「小説」ランキング