【感想・ネタバレ】幸福は絶望とともにある。のレビュー

あらすじ

自身の経験にもとづく問題提起を行ってきた著者が、閉塞状況の日本に一石を投じるエッセイ。 1997年から2000年に毎日新聞、産経新聞などに掲載したものをまとめて単行本化した書籍の改装版。 生の出発点を見失っていないか 受けるより与える方が幸いである 人間は一筋縄ではいかない 人間の不純な哀しさ、優しさ、香しさ 人間が人間になるために 人生の美学に殉じるために など

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Posted by ブクログ

ネタバレ

  膝を叩いた箇所: ①人間は飢えからスタートした。人間は自分の出発した地点を見失ってはならない ②人間の思考を変えたのは電気の存在。経済も安全も医療行為も、旅行や学問も電気があったから。民主主義も電気の落とし子 ③日本は戦後終始、自由主義と見せかけながら、日本ほど完全な社会主義制を取っている国はない ④戦後の日本が一つだけ大きく失敗したのが教育。悪の意味と徳。⑤なお、平成8年の接待禁止のための公務員倫理規定は、幼稚園児に行儀を教えているようなもの。曽野綾子「幸福は絶望とともにある」、2023.3発行。

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2023年11月28日

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