あらすじ
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ビジネスモデルはビジネスの数だけありますが、実はいまだに明確な定義はありません。本書ではわかりやすくするためにビジネスモデル=「儲けるための仕組み」とし、ターゲットのデザイン、バンドリング(統合)、差別化・ニッチ戦略などに分類しています。気になるあの企業の儲け方の秘密や革新的なビジネスモデル、興味深いビジネスモデルを中心に「なるほど」と思わずうなるものを紹介していきます。
・日本一売れるアイスをつくる独自路線 赤城乳業
・「売らない店」をはじめた マルイ
・入りづらい写真館のイメージを変えた スタジオアリス
・今やエレベーターは移動ではなくブランディングを担う 三菱電機
・似ているようで実は中身は全然違う Times PARKINGと三井のリパーク
■本書は「図解を見るだけで、ビジネスモデルの会話・説明ができる」ようになります。イラスト周辺の文字や図解で、各企業のビジネスモデルがわかります。文字中心のテキストを読むのは億劫。もっと手軽にビジネスモデルについて知りたい、きちんと会話・説明ができるようになりたい! という方にぴったりの一冊です。
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Posted by ブクログ
実在の会社を事例に、たくさんのビジネスモデルの説明がありありがたかった。
1.ビジネスモデルには特許はないので真似される可能性はある。だけど真似できないような秘密はある。
2.大企業は小規模は会社のビジネスモデルを全部真似できると思ってたがそうではない。
2-1.大企業は設備投資済みで新しいことへの切り替えが難しい。
2-2.固定費が高い大企業は小さい市場でのビジネスや利益率の低いサービスでは採算がとれない。
例、大きな花屋さんは、法人がターゲットでつぼみのうちから花の在庫を抱えるために冷凍庫とか設備投資が必要だが、個人向けだとすぐに花を売れるので冷凍庫保管も不要で、余った花はブーケとかに再利用して在庫確保もできる。
既存の保険会社も営業員を抱えてたりするのでネットメインの営業への切り替えも難しく、リクルート会社も急に成果主義の報酬制に変えるのは社員、顧客にも顔が立たない。
シウマイが有名な崎陽軒も全国展開して味を落とすよりは、地域を限定して高品質な食事を提供するのを選んだことがよかった。
3.僕自身は競争や差別化が苦手なので、ニッチな分野を見つけていけるようにしたい。