あらすじ
一途な溺愛王子×ドアマットヒロイン
継母と異母妹にイジメられた令嬢がスパダリ王子の溺愛妃に!? 逆転ハッピーエンド!!!
「辛い記憶が思い出せないぐらい幸せにしてみせる」
伯爵令嬢メロディは継母と異母妹に睨まれ、実父にも見捨てられ使用人以下の扱いを受けていた。
ある日耐えきれず屋敷を逃げ出した彼女は教会で第一王子エクトルと出会う。
彼はメロディを知っていたようだった。
彼の持つ不思議なブローチに運命の伴侶だと選ばれ王宮に連れ帰られるメロディ。
「そんなに煽られたら自分が抑えられなくなる」
エクトルに溺愛され美しく花開く彼女だが、
異母妹がなお姉を害そうと陰謀を巡らせていて!?
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Posted by ブクログ
冒頭の家族の描写が幸せいっぱいだっただけに、その後の父親の変わり様には本当に唖然とした。
まあ他で子供を作っていた時点でお察しだったのかもしれないが。
その子供、メロディにとっては異母妹の性格が、これまた最悪な形に捻じれていて修復は困難。
真面目な努力の甲斐あって、中盤彼女を自力で対処できるまでにメロディは成長したものの、終盤に降りかかるまさかの危機。
性格の修復困難だった異母妹、そのしっぺ返しは文字通り自身に「降りかかる」ことになる。
因果応報。
使用人以下の扱いを受けながらも、幸せな夫婦に憧れるメロディのシンデレラストーリー。
運命の相手に出会うと光るという国宝のお陰もあって、第一王子エクトルとの縁が結ばれたメロディ。
実はもっと昔から二人の縁は……というお約束はさておき、とにかくメロディを甘やかしたいエクトルの溺愛っぷりは本当に凄かった。
それでいて、メロディのふくよかなお胸にどぎまぎしていた姿は可愛らしいというギャップ。
メロディの挙動に振り回されながらも「そこもまた可愛い!好き!」となるのだから、もうそれだけでおなかいっぱい。
意外だったのは、あれだけ愛し合っていたのに、子供ができるまでは時間がかかった点。
ブローチの件で、身籠るまでは体が疼いて……なんて設定があったように思うが、思わず「うわっ」となった。
ということは、本編中で見られたような二人だけの極甘時間も想定より長かったということですな。
それだけ、虐げられてきたメロディを甘やかす時間が必要だったということかもしれないが、め、メロディ(体力的に)大丈夫かしらと心配してしまった。
が、頑張れ!
匿名
せっかくのお話が
1つ事がある度に、男女のシーンとなり、これ必要?ページかせぎかと思われるほどでした。こういうところは読んでいてもどれも同じで全く楽しいとか美しいと思えないのでとばしているのですが、作家さんはこれで何を表現したいのか、満足しているのか、購入者に対して作家としての矜持は?と思ってしまいます。シーンがなければ良いとは言いませんがそればかりはどうなのかな?
うーん
物語としては母親が亡くなってすぐに父親が義母と義妹を連れてきてそこから冷遇されるヒロインがヒーローに見初められるシンデレラストーリーです。
相変わらず作家さんらしくベッドシーンが多いです。少しストーリーが進むとヤッての繰り返し。同じシンデレラストーリーで溺愛ものでももう少し何とかならないかと。私には合いませんでした。