あらすじ
世界で最も競技人口が多いサッカー。華やかな大会の裏側には、裏方として働く人々のドラマがある。どのように電通がサッカー事業に進出したか、ワールドカップ招聘の舞台裏で何が起きていたのか、など、通常は日の当たることのない当事者ならではの裏話がふんだんに盛り込まれた回想録。広告関係者は言うまでもなく、一般のサッカーファンにも興味深いドキュメント。
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Posted by ブクログ
サッカービジネスを確立した電通の話。
どのように日本でサッカー人気が広がったのかについて書かれている。
グローバルで躍動的な著者の活動に脱帽しました。
Posted by ブクログ
サッカーにまったく興味がないので、
その盛り上がりのカラクリが知りたくて読んだ本です。
ビジネスの側からサッカーを支えた人々の物語。
サッカー好きの人はもちろんですが、
僕みたいなサッカー無関心者や、
薄い知識と軽い気分でサッカーファンをやってる人たちに、
ぜひ読んでもらいたい本です。
Posted by ブクログ
グラウンド上の選手たちが表舞台のプレイヤーならば、W杯、トヨタカップ、高校サッカー等に代表されるビッグイベントのコンテンツビジネス等を手がける電通は、バックヤードのプレイヤー的存在と言えよう。
今日までの我が国におけるサッカーの発展に、電通の寄与が不可欠であったことが疑いない事実であることを、本書で改めて再確認。「Know How」ではなく「Know Who」を重要視している筆者が、グローバルなマーケットで広い人脈を構築してきたことが容易に想像できる登場人物の多さは圧巻。
が、本書は電通社員であった筆者によるビジネスライク(情熱はあるのだが)な話に傾倒しているため、「"サッカーの国"になれたか」という題名にはやや図々しさを感じてしまうことも事実。
コンテンツビジネスの工夫次第で注目度を引き上げることは可能だし、注目度向上に比例して文化発展に繋がる図式(近年のAKB48等に代表されるアイドルブームも然り)があることは勿論なのだが、どうも"一にビジネスありき"の考えがやや透いて見えた部分は残念に思う。
「"サッカーの国"とは何ぞや」をどう定義するかにもよる問題ではあるのだが、この論では"サッカービジネスが潤う国"に留まってしまう。
"サッカー文化定着の国"という観点で見るならば、やはりJFA視点なども欲しいところ。
Posted by ブクログ
電通が日本にサッカー文化を定着させようと格闘して歴史について、当事者の話だからリアルに感じられる。歴史資料的な本ですかね。ワールドカップのくだりが一番興奮する。
Posted by ブクログ
日本サッカーを、ビジネスとして支えた、電通の方の回顧録。
スポーツをビジネスにする事に功罪それぞれ言われていますが、ある程度の仕掛けとお金がないと、盛り上げるのは難しいかと感じた。
マラソンブームのつぎは、自転車ブームの更なる浸透を
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