【感想・ネタバレ】悪口と幸せのレビュー

あらすじ

昭和の少女雑誌に掲載された絵物語「王女アンナ」。半世紀前の奇妙な物語の世界に、元子はいつのまにか引き込まれていく。(「王女アンナ」) 女優・紫さぎりは長きにわたり人気女優として活躍しているが、彼女には大きなコンプレックスが……。(「女優さぎり」) 昭和・平成・令和、それぞれの時代の風俗を巧みに取り込みながら容姿への疑問と不安を物語に昇華させた、姫野カオルコの真骨頂となる連作小説集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

かつて女の子、女子だったすべての人たちが思っていたモヤモヤやら、ジメジメやら、そして今に至るまで抱えてきたウツウツやサバサバ、ドキドキなどちゃんと言葉にしてくれたような、そんな胸のすく、腑に落ちる小説でした。

私はこの通り語彙の非常に少ないただの読者の一人でしかありませんが、カオルコさんの描く女性のようにいろんな思いを日々重ねているので共感出来ること、あります。
『悪口』『幸せ』
肯くほかありません。

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2023年04月09日

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