【感想・ネタバレ】愛されるマーケ 嫌われるマーケのレビュー

あらすじ

■悪質なステルスマーケティングや「おとり広告」「しくじり炎上」など、企業の信頼を大きく揺るがす事件がいくつも勃発。マーケターは今、自身が顧客に向き合う姿勢を再点検すべきとき。広告、商品開発、コミュニケーションなど、多岐にわたるマーケ活動の中で、顧客との関係性をどう築くか。専門メディア・日経クロストレンドで反響を呼んだ特集を書籍化。

■高岡浩三氏、小々馬敦氏、田中信哉氏、音部大輔氏、鹿毛康司氏、嶋浩一郎氏、佐藤尚之(さとなお)氏、並河進氏ら、第一人者たちが登場。

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Posted by ブクログ

失敗事例と成功事例を通して、現代におけるマーケティングのあり方を考察した本。

本書に登場する成功事例は、顧客とのコミュニケーションをよく考えており、「マーケティングの基本」がしっかりとできています。一方で失敗事例は、数字だけで判断して、顧客に目が向いていないものが多いようです。

マーケティングの本質を理解する上で、必ず読んでおきたい一冊。

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2024年06月30日

Posted by ブクログ

評価しづらい貴重な一冊
マーケティングというよりは、コミュニケーション手法に近いフォーカスな感じもする。ただし、昨今の生きすぎたフレームワークやKPI主義に警鐘を鳴らす上では、非常に良い内容。原点回帰で人、お客さんをきちんと見ることの重要性が大事な世の中だと訴えてる。急がば回れ。VCやコンサルや資本主義のニュースに煽られて売り上げを作ることを急ぐよりも、お客さんを見ることの方が結果が出ることへの示唆。バランスの問題だろうけど、お客さんの視点がが抜き落ちてる企業業績評価へ一石を多少弱腰に投じてる(スポンサーから怒られない程度に笑)貴重な一冊。
情報過多な時代において、こういう議論がもっと必要なことは、間違いない。

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2023年03月19日

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