あらすじ
宇宙開発の分野はこれまで政府が主導していたが、今、民間企業がイニシアティブをとった「ビジネス」として急速に生まれ変わりつつある。そして、「宇宙ベンチャー」と呼べる民間ベンチャー企業がこの流れを加速させている。日本でも、スタートアップや宇宙系以外の大手企業が続々と参入している。なぜ、民間宇宙産業が活況を呈しているのか。ベンチャー・キャピタリストとJAXAのエンジニアが「宇宙ビジネスの展望」を綴る。
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Posted by ブクログ
面白い
宇宙でどんなビジネスがされていて、どう展開されていく見通しなのかがよく分かる。
また、従来のビジネスも応用できている部分がかなりあるとのことで、数十年後どんな世界が待ってるかワクワクする
少し宇宙ビジネスにも携わってみたいと思う程
Posted by ブクログ
文系ビジネスパーソンにおすすめ。
読み進めていく中で、ワクワクしてきました。
米国や日本の多様な宇宙ベンチャーに多額の投資が集まっているということは、投資家の厳しい目利きの結果としても、宇宙開発に関する前向きな未来観が示唆されている、と受け止めました。
「我が国は、ロケットの打ち上げにとって大変有利な立地です。・・・欧州の内陸国では、打ち上げ技術を持っていても立地に恵まれずに射場を確保できない国があるため、我が国がロケット・ビジネスを産業の柱に育てない手はないでしょう。」という解説にも、強く納得しました。この強みを生かせるように頑張りましょう!
Posted by ブクログ
百花繚乱の趣もある「宇宙」ベンチャーについて、どこはこんな技術がある、というだけでなく、経済・経営の視点を絡めて読み解こうとする視点が斬新。
スタートアップである以上、経営基盤は一般に脆弱な中で、どうしてこんなに注目を集めて、資金投下が行われているのか、その一端が垣間見られた気がする。
Posted by ブクログ
仕事関連で宇宙ビジネスについてキャッチアップすべく読書。
メモ
・月の権利売買
・宇宙ホテル。ラスベガスのビゲロウ氏が創業
・アクシオムスペース 2022年にnasaと契約。issが退役前に国際宇宙ステーション支援。
・nasaの宇宙開発の軸足は国際宇宙ステーション建造および地球低軌道へ移行
・アルテミス計画
新型ロケット開発
月面輸送サービス
月周回ステーション
有人月着陸と探査
・空中発射方式のヴァージンギャラクシーと
ロケット発射方式のブルーオリジン
・米国では高度80km、一般には高度100km以上が宇宙
・ジェットエンジンとロケットエンジン
・宇宙では熱設計が重要
・ニュースペースを勢い付かせた革新
ロケットのコスト破壊
衛星コンステレーション革命
分業進展による宇宙に行かない宇宙ビジネスの躍進
・地表に近い低軌道衛星ほど速い速度でまわる。ISSは高度400kmで秒速7.8km