【感想・ネタバレ】東北史講義【近世・近現代篇】のレビュー

あらすじ

「東北」とは、幕末から近代において作られた言葉である。古代以来の律令制国たる陸奥・出羽二国の領域を「東北」と呼称して、地方の一体性を強調する現象が発生していくのは、主に近代以降のこと。時としてそこには「後進」や「周辺」の意味が込められている場合がある。本書は、この問題関心のもと、近世・近現代の東北史を三つの視点から描写する。一点目は、中央との位置。二点目は、各地との交流。三点目は、中央の影響力のもとでの地域の独自性である。

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Posted by ブクログ

東日本大震災に関係した最後の2章を興味を持って読むことができました。
存じ上げている教授の名前が載っており、このような活動もしていたのだなと再認識できました。

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2023年08月16日

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