【感想・ネタバレ】スティーブ・ジョブズ名語録 人生に革命を起こす96の言葉のレビュー

あらすじ

iPod、iPhone、iPad……。数々の革新的な商品で世界を魅了しつづけるアップル社の天才CEOスティーブ・ジョブズ。彼がここまで成功できた要因は一体どこにあるのだろうか?本書は、彼が無名だった20代前半から、アップル追放の挫折をへて、現在の成功に至るまでの発言を厳選し、解説を加えた。「我慢さえできれば、うまくいったも同然なんだ」など、時代の寵児から人生のヒントを学ぶ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「何が起こるかをぴたりと当てることはできない。しかし、どこへ向かっているかを感じることはできる」
「何を欲しいかなんて、それを見せられるまでわからない」
←だからマーケットテストなど事前調査はせずに直感と感覚で製品開発を進める。グラハムベルが電話を発明したとき、市場調査をしたと思うかい?
「歳をとればとるほど動機こそが大切だという確信が深まる。お金が目当てで会社を初めて成功させた人はみたことがない」←儲けた金は次の夢実現の手段になるにすぎない。
「どの車も移動という意味ではやることは同じだ。でも多くの人がBMWに高いお金を支払う。IPODより高いスニーカーがある」「絶対にまねのできない、真似しようとすら思わないレベルの革新を続ける」
「優れた人材には束ねる重力のようなものが必要だ」←エリート社員を大量に抱える大企業が革新的な製品をつくったり市場の圧倒的なリーダーになることは案外少ない。重力とは言い換えればトップの力量であり、会社の風土も社員のモチベーションも決断力や先見力を備え。哲学や情熱で人を惹きつける組織のトップにかかっている。
「研究費の多寡など改革と関係はない。」←アップルがマックを思いついた頃、IBMはアップルの百倍は研究開発費をつぎ込んでいたのだから。
「創造とはむすびつけること」←無から有をつくりだすことではない。クリエイティブ担当者はただ見ただけで、見ているうちに新しいものを統合する。ただし、多くの人は多様な経験をしておらず、つなぎあわせる点の持ち合わせが足りず、問題に対する幅広い視野が欠けたごく単純な解決策に終わってしまう。
「金のためにやってきたわけではない。買いたいものなんてすぐ尽きてしまう」
「Q:44歳のジョブズが25才だった時の自分に何かアドバイスするとしたら何と言いますか?A:こんな間抜けでくだらないインタビューは受けるなというね。僕はとっても忙しいんだから」
「偉大な大工は、見えなくてもキャビネットの後ろにちゃちな木材をつかったりしない。君たちは技術と文化を融合させるアーティストなのだ」

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2020年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スティーブ・ジョブズは、とにかく稀有な人物だと思いました。名語録から、また解説から、これがカリスマだと言われる所以かとひしひしと感じました。

アップル追放のどん底からも並外れた情熱で這い上がり、遠く未来を見据えて行動に移していきます。ジョブズと働いた人には、また是非一緒に働きたいと思う人と、もう二度と一緒に働きたくないという人にきっぱり分かれるそうです。、完璧な製品(作品)以外は、屑に等しいという感じで、部下を罵倒することもあったそうです。これらのことからもわかるように、ジョブスは、0 か100かで行動するするような傾向があったのかと思いました。

完璧を求め、そのために巧みな話術でAクラスの人間を集結させ、お金を稼ぐためではなく、大きな夢を叶えるために働く…。そんなジョブズは、魅力的でもありますが、反面、暴君のようなときも多く、正直、遠くから眺める分にはいいけれども、近くにいて共に仕事をすることは私には、到底できない(そもそもAクラスの有能な人間ではないので、無理な話なのですが。)なと思いました。それから、ジョブズの生き方に感心はするけれども、自分の生活に直接ヒントになることは、残念ながら、少ないなと感じました。

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2012年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

熱狂的なAppleファンは世界中に居るが、うちの父もその一人。で、実家に転がっていた本書。一頁完結で気軽に読める。

想像以上に苛烈な人格、人生、仕事ぶり。
頑固なまでにディテールに拘るものづくり、心から尊敬します。

なぜならば、私もれっきとしたAppleファンだからである。
しかしこういう本を読むと、たいていの場合、原典に触れたくなるのであった。

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2013年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大学3年の夏に書店でふと目について購入した。
見開き2ページに、スティーブ・ジョブスの名言とそれが語られた背景が解説されている。
目新しい内容は皆無だったが、自信とやる気を失いかけていた当時の自分を鼓舞するには適した一冊だったと思う。

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2012年04月27日

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