あらすじ
怪異に好まれる男・片桐甚八と、“オバケ先生”と呼ばれる好事家・原田織座。怪異を引き寄せる誘蛾灯として織座の道楽に振り回される甚八の、不思議と恐怖と好奇心の見聞録。
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織座先生何者なんだ・・・?
これまた表紙が美しいですよね!ハチさんが本の装丁屋さんということもあってでしょうか。本当に居そうなちょっと怖い隣人さんたちがどんどん登場してきて、それと対等に渡り合っている先生の能力というか生い立ち?家族構成などが気になってきますよね、一巻でも奥さんも話はちゃんと聞けなかったし、これはハチさんも知りたいところじゃないかと思うんですけど。
Posted by ブクログ
前巻に続いて面白かった!ちゃんと怖いけど切なくもあって、怖いと切ないって相性良いなぁ…
最後のお話がすごく綺麗。おばあちゃん素敵な女性すぎる〜
Posted by ブクログ
最後にあったマヨイガは本編とつながってる思っていいんでしょうか。
そうなるとあの人は織座さんは半妖ってことでしょうか。
ハッピー自販機の話が好きでした。
Posted by ブクログ
9/19→9/21
さいわ Folk tale[原案提供:煙鳥]
第四話 食い道楽縁起たん
第五話 ハッピー自販機
第六話 遠き山に日は落ちて
第 話 まよひが異聞譚
まよひが異聞譚 補遺
あとしまつ
カバー裏にも解説あり
まよひが異聞譚とまよいが異聞譚 補遺での神話生物マヨイガの妄想を作者さんと担当さんが大喜利して生み出された作品というのがなかなか面白かったです。怪異でなく生き物の繁殖行動として考えると、人間側的には利しかないように見える謎のオチをもつまよひがの話にもちょっと納得がいく気がしてしまうのが不思議なところ。
しかも、裏カバー解説に、現実のまよいがのルーツ遠野の地からのお便りで、まよいがの地に一本だけある木蓮の木を子供オリザさんが手にして戻っていたり、まよいがの地にある小さな稲荷社の中に翁と媼とその孫があるという写真を送られてきたりして、それ知ってて描いたわけじゃないのにこれが縁で繋がってるってなんだかすごく素敵な話だなぁと。
菓心おおすがさんの三十五万石最中を食べながら再読したいです。オリザさんほんと美味しそうに色々食べていて、お腹がすきます。第四話の食道楽のうまい店にいく縁があったとして、お店の商品を食べるかどうかはとても迷うけど。うまい店にいくご縁はなさそうだけど、ね。