あらすじ
50万部超の大ベストセラー『80歳の壁』の著者、和田秀樹先生が35年以上の高齢者診療で辿り着いた「極上の死に方」について説く。
・体にいいものよりラーメン週5
・金持ちより思い出持ち
・持つべきは地位や名誉より死生観
・「極上の死に方」を決めるのは医者ではなく自分
・終活なんかいらない
・人生の最後は「貸し」を返してもらおう
……などなど、食生活や財産、医療との付き合い、死後のことまで、逝き方上手な高齢者から得た具体的な提案が満載。
「家族がいても、ひとりでも、ボケても、寝たきりになっても、どうせみんな死ぬんだから。
自分の死について考えることは、人生をよりよく生きるために最も大事」と語る著者の老いの本決定版!
後悔せずに、納得して最期を迎えるために必読の書です。
※カバー画像が異なる場合があります。
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Posted by ブクログ
6,000人以上の高齢者と関わってきた著者が、
究極の老後の生き方を指南する。
ご自身も持病をかかえつつ、大好きなラーメンを食べ続け、好きなことを積極的に行っている。
「メメント・モリ」=死を意識しろ
「カルペ・ディエム」=今日という日の花を摘め
「死は必ず来るから、それは仕方がないものと覚悟して、今という時を大切に、楽しく生きなさい。」
とい意味の言葉らしい。
うんうん、と思わずうなずいてしまう。
事故や病気で亡くなるより、老衰で亡くなることは、なんて幸せなんだろう、と思う。
荻原博子さん曰く、老後に2千万円まで必要ないと言っているし。
子供や家族のために我慢していたぶん、これからは自分の好きなことにお金を使っても、良いかな。
先々が不安になった時は、「どうせ死ぬんだから」と「ごくじょうのしにかた」を思い出そう。
Posted by ブクログ
和田秀樹さんの本は、たくさん読んできましたが、この本でまた新たな気づきがありました。
「メメント・モリ」の対句としての「カルペ・ディエム」
「死は必ず来るから、それはしかたないものと覚悟して、いまという時を大切に、楽しく行きなさい」です。
和田先生が、人生を歩んできて、高齢者の生き様、死に接し感じ取られ、行き着いた生き方、人生観、死生観をうまく纏められたのがこの本です。
内容ですが
1章「どうせ死ぬんだから」――私が自分の死を考えて、わかったこと
2章「極上の死」への第一歩――「死生観」を持てばジタバタしない
3章 ヨボヨボ老人と元気ハツラツ老人の分かれ道
――「自分の生き方」は、医者ではなく自分が決める
4章 極上の生き方は「死に場所」で決まる
――在宅介護より施設死をすすめる理由
5章「人間は、死んでから」――私がたどり着いた「極上の生き方」
となっています。
この歳になって、「リビング・ウィル」なる概念を知りましたが、この本では2章に書いています。
・少なくともリビング・ウィルは残しておく
・「極上の死」への第一歩。リビング・ウィルをつくる
・リビング・ウィル――医療ケアについての私の希望
・終活なんかいらない
です。
ということで、和田先生の「リビング・ウィル――医療ケアについての私の希望」を見ました。
そこに参考として
『医師が教える幸福な死に方」(川島朗・著、角川ssc新書)がありました。
ということで、この本を次に読みたいと思いました(笑)。
Posted by ブクログ
ほんと、そのとおり。
80?過ぎた人には禁酒も禁煙もすすめない、
今までそうやって生きてきたんだもの、
そりゃそうだわ。
先生は1週間にかなりの日数?5日とか?
ラーメンを食べるとか、
びっくり。
どうせ死ぬんだもの、
この言葉ってなんか好きだな。
投げやりでもなく
諦めでもなく、不貞腐れてるわけでもなく
死ぬことをまるっと受け入れちゃう感じ。
逆に生きることをきちんと全うしてる気さえする、
泣いても笑っても怒っても
どうせ死ぬんだもん、ね、あたし
これからも、死ぬまで付き合ってね
Posted by ブクログ
どうせ死ぬんだから 好きなことだけやって寿命を使いきる。和田秀樹先生の著書。生きていることに感謝して生きていることを幸運と考える。毎日楽しく好きなことをする。迷惑をかけたってかまわない。自分の好きなように自分優先主義で生きる。利己主義を徹底する。極上の死に方を普段から考えておけば後悔しない人生を過ごせる。和田秀樹先生からのメッセージは前向きになれる。
Posted by ブクログ
老後に向かう人へ本だと感じたけど、20代の私にとっても生きることに対してもっと気楽になっていいと思える本だった。ポジティブな意味で、「どうせ死ぬんだから」と思いながら好きなことを楽しんで生きていきたい。もっと歳を取ったら再読したい。
Posted by ブクログ
(オーディオブック利用)
○感想
ここ数年健康に気を遣い始めた自分にとって、結構目から鱗な内容だった。
健康診断についても、認知症についても、考え方が変わった。
○今後の行動
・嫌なことからは嘘をついてでも逃げる
・休日の食生活は健康を意識せず、楽しいかで判断する
Posted by ブクログ
ほぼ同じ思いなのが嬉しいけど、いざ緊急事態になかなか言えない事や緊急手術になるとき家族の思いがあって嫌だと言っても聞いてくれないのをどうしたらいいかですね。
Posted by ブクログ
どうせ死ぬんだからと、自暴自棄になることを勧める訳ではない。
死は避けられないもの、最初から決まっているものなので、そのことから逃げることなく生きていきましょうという提言。
高齢と言われる年齢になって、よりバリバリ働けるように、節制して入院しないよう頑張り、稼ぎまくる。そんな生活はもういいかなと思った。
死ぬほど無理して、死から逃れようとするのではなく、どうせ死ぬんだから自由に生きてもいいんじゃないか?ということ。
気持ちを変えれば、今日から実践できる。
Posted by ブクログ
読んでいて笑ってしまった。わたしがずっと誰かに言って欲しかったことや望んでいたことが書かれていた。嬉しかった。せっかくの人生だから、たのしく生きていこうと前向きになれた。
Posted by ブクログ
タイトルがすごく気になり購入。
今までは目の前の事を考える事がほとんどで長期的な事と言っても仕事を引退したら老後はゆっくりしたいと漠然と考えていましたし、経済を考えると老後に不安しかないと恐怖する事さえおりましたが、結局は必ず人は死ぬのだから、引退したらと考えずに今から精一杯楽しもうと思える内容でした。統計データやエビデンスもあり、分かりやすかった為スラスラ読めました。
何が大切なのかを考える機会になりました。
Posted by ブクログ
『どうせ死ぬんだから』を読んで
どうせって…なんて投げやりな言い方なんでしょ…
と思って購入したけれど、なんて思いっきり人生を楽しむ言葉なのでしょうか?
和田秀樹先生は、「魔法の言葉」と書いていました。
「死にたくないは、人生の幸福度を下げるし」
「いつ死ぬかわからない」は、生きてる今を楽しむ事
私は、自分の思うように、生きてきた。
それでも、後悔はある。
死という事を考えると、私の父は、40歳で亡くなった。
私は10歳だった。
父は、無念だったと思う。
病気でも無く、事故というアクシデントにより、昏睡状態で、意識も戻らず帰らぬ人となった。
私達は、父にお別れも言えず、父は自分の意思とは真逆に目を開ける事もなく、話す事もなく事故からわずか1週間で天国に逝ってしまった。
父も大変無念だったと思う。
やりたい事、見届けたい事あったと思う。
私は、そんな亡骸の父を見ながら なんとも形容し難い悲しみをを経験した。
父の分まで、極上の生き方をしたいし、しなければいけないと思う。
和田秀樹先生は、
極上の生き方とは、お金を持つことより使う事に、価値がある。
夫が、「うちのお袋は、お金を、貯めた事も忘れてしまった」と言ってたのが印象的だった。
貯めるだけ貯めても、お金の活躍の場もなかった…
ということになる。
和田秀樹先生は、
旅行や、普段行かないレストランでの食事をすると、前頭葉が活性化し若返ると…
子供や孫にも、思い出づくりにお金を使う。
その思い出が、身体が思うように動かなくなったベットの上で心の支えとなる思い出が沢山あると、素敵に旅立って行くと…
又その人ならではの、面白さがあれば、人は集まると…
その人の品格が試されると…
極上の死に方を迎えるには、苦しい事、煩わしい事は、やらない。
我慢をしない。なんとかなるさ〜
楽しい事だけ考える〜
医者の言うことは信じない〜
「どうせ死ぬんだから」…
極上の生き方をしたいです。
やりたい事やって、遊びましょ!
Posted by ブクログ
タイトルがすべてを物語っているような一冊
後悔せずに、納得して最期を迎えるために今何をするか、あるいはしないか
悲観的かつ窮屈に捉えてしまいがちな人生観を、もっと気楽に捉えられるアドバイスを貰えたように思う
なかなかに尖った感性をお持ちの著者のように感じたが、言ってることはなるほどなと思う部分も多かった
Posted by ブクログ
2年ほど前に父親が亡くなり、認知症の母親はヘルパーさんに様子を見てもらいながら一人暮らしをしており自分も50代を迎え、老いを身近に感じる中で参考になる本だった。
数値や薬を無視して良いというのは、中々すぐには受け入れられないが、病気や老いを不安視してばかりよりも、あまり気にせず楽しく生きるべきだというのは共感。
Posted by ブクログ
まあ、題名から言いたいことはだいたい想像がつくよね。いたずらに健康に留意なんかせず、金を残そうとは思わなくかえって金をばんばん使うのが世のため人生の現役だと思い、まだ体が動くうちにわがままなくらい好きなことをどんどんやり、いっぱい思い出をつくのがグー、てなわけ。確かにそう思うよな。女房と一緒に楽しんでいきたいけど、そこが俺は甘いのかねえ。女房を巻き込んでいきたいけど、なかなか手強い。
Posted by ブクログ
年配の人をターゲットにした内容だったので、少しイメージと違ったけど、まぁ我慢したまま死んでも仕方ないので、好きなことをやろうという話。特に高齢者は、高血圧や糖尿は気にせず、食べた方が良いそうだ。
Posted by ブクログ
「コレステロール値は300を切る程度
中性脂肪は600
正常値を大幅に超えているが、これらは高い方が健康にいいと信じていて完全に放置。」
この言葉に救われた。
もちろん自己責任だが、今の自分には1番刺さった。
「健康診断は病気でない人を病気にしている。」腹落ちしかない。検査機関、病院、薬局の売上の道具。
明らかにエコーやレントゲンで影等がない限りは正常値の幅に一喜一憂しないようにしようと思った。
健康診断はするが、数値による安易な投薬は出来る限り鵜呑みにせず、医師にきちんと自分の意見を伝えようと思った。
Posted by ブクログ
なぜ長生きをしたいのかをよく考えるべきだと感じた。毎日、薬を服用して長く生きながらえるよりもできる限り、元気なうちは積極的にやりたいことをして、活動すべきだと思う。「どうせ死ぬんだから」
歳をとるごとにできることが少なくなってくる。それを受け入れつつ、いまを幸せに生きることを意識していきたい。限りある時間なのだから。