【感想・ネタバレ】ムシウタ 00.夢の始まりのレビュー

あらすじ

“かっこう”初の任務は、特環の局員十数名を全滅に追い込んだ虫憑き“ふゆほたる”の捕獲であった。幾つもの夢が壮絶な戦いを続けるなか、たった一人生き残った“かっこう”は、雪の降る街角で少女に遭遇する。儚げな瞳で彼と同じ夢を語るこの少女こそ、“ふゆほたる”であったのだ。運命の二人の出逢いを描いた幻の中編、そして伝説の“虫憑き”立花利菜の誕生を描いた書下ろし中編「夢の黄昏」を含む、最高で最悪の夢の始まり。

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Posted by ブクログ

本編ストーリーはいったん休みとなり、今回は「虫憑き」になったばかりの大助と詩歌の姿をえがいた「夢の始まり」と、立花利菜が「虫憑き」となり、みずからの夢を語る「夢の黄昏」の2編を収録しています。

とくに本編では明らかにされることのなかった、大助が詩歌と最初に接触した経緯があかされており、本編を補完するような位置づけの巻になっています。利菜が主役を務めている話は、彼女のキャラクターを掘り下げるという性格の強い内容になっており、こちらもおもしろく読めました。

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2018年08月21日

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