あらすじ
仕事はできるのに窓際だったり、仕事ができないのに部長だったり、あなたの会社でも「なぜ?」と首を傾げる人事があるのではないだろうか。会社とは、仕事の成果以外にも様々なことが評価される場なのだ。つまり、せっかく仕事ができるあなたでも、ちょっとしたことに気をつけていないばかりに、残念なことになる可能性があるのだ。その差が明確に現れるのが29歳。出世街道に入るのか、30歳を目前にクビになるのか。明暗を分ける思考習慣を、7年間の崖っぷち営業マン生活からトップセールスに変わった著者が解説する。本書を参考にして、会社で理不尽な目にあうことなく、実力以上に評価されるようになってほしい。序章 会社はどういう社員がほしいのか 第1章 仕事はできてもクビになる社員 第2章 仕事ができなくても生き残る社員 第3章 こんな人は1年以内にクビになる 第4章 まだクビにならずに済む社員
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Posted by ブクログ
自由奔放 堪忍袋の緒が切れた やることをやってから、自分流、俺流を発揮しよう。 脳には48時間で70%以上のことを忘れる機能が、誰しももれなくついている。一週間の行動量を1.5倍に増やして営業成績を上げる 納得しようがしまいが、決められたことはサッとやってしまい、切り替える。 天真爛漫 発言する前に考える習慣をつける 机がブラックホール 「我以外皆師」、もしくは「実るほどに頭を垂れる稲穂かな」の精神を忘れずに活動することを心がける。とにかく、どんな人からも学ぶ気持ちを常に持つ 未来の質問をする 「名選手、名監督にあらず」 人前で接客などを披露する「ロープレ大会」というものがある 催し事 「よし、また自分の守備範囲が増えるぞ」と喜んだほうがいい 上司や先輩からのアドバイスは建設的に聞く。さらに、アドバイスを受けたことを実行し、その結果を上司や先輩に報告する。 自分が置かれている状況は、いい悪いに関係なく、すべて自分が選択してきたもの。人生は目の前の出来事に対して選択することで決まる、と私は考える。うまくいかないことを他人のせいにしていれば、正確に判断することもできなくなる。そうなれば、いい方向へ向かうことはなくなるのだ。 人は、謝罪して反省している人に対して、怒り続けたりはしない。 日常から小さな約束を守る習慣をつける 辛いことだが、まずは自分は凡人だと認めることが大切だ。カッコをつけて仕事を真剣にしなければ、一生芽が出ることはないのだから。無駄なプライドのために本気で仕事をしないといった、無駄な時間は極力減らしたい。凡人と気づいたときにはじめて愚直に努力できることもある。どんな天才も、努力なしでは結果は出せない。まずはやる前から言い訳するのはやめ、目の前の仕事に真剣に取り組むことをお勧めする。 自分で考えて行動する人だけに道は開ける できる人はアフターフォローがすごいということを知る 歯切れのいい回答ができるかどうか まず、はじめに無知は恥ずかしいことだと知る 知識は覚える気になれば簡単に増やせる 変わるも変わらないも意識次第
Posted by ブクログ
組織の中では処世術が大事なのは確かで、29歳という30代の直前の年齢としてひとつの分岐点なのかもしれない。世渡り術をうまく見つけていないと、難しい立ち位置を強いられる可能性はありますよね。
この本で紹介されているのは、会社という組織内で上手な人間関係を築くための基本的な心得です。真新しい方法ばかりではないので、反面教師にしたり、確認したりする事項ですかね。
第2章で書かれている「仕事ができなくても生き残る社員」について。これ、実は大事なんですよね。「なんでオレがこんなことやるんだよ!」といった視点を消していけると、すごく良いのだと思います。
読み物としては、もう少し踏み込んだ具体例を交えて書いてくれると良かったかもしれません。