【感想・ネタバレ】ブラック・チェンバー・ミュージックのレビュー

あらすじ

分断された世界に抗う男女の怒濤のラブストーリー!
落ちぶれた映画監督の前に突然現れた北の女密使。
出会うはずのない二人が、国家を揺るがす〈禁断の事実〉を追う。
いまから話す内容を決して口外してはならない―
大麻取締法違反で起訴され、初監督作品はお蔵入り、四十を前にキャリアを失い派遣仕事で糊口をしのぐ横口健二に舞い込んできたのは、一冊の映画雑誌を手に入れるという謎の「極秘任務」だった。
横口は北朝鮮からの"名前のない女"とともに、禁断の世界に足を踏み入れていく。
一触即発のリアルな国際情勢を背景にくりひろげられるスリルと<愛>の物語。

※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

 480ページもあって2段組みで読むのが大変なのはわかっているからずっと積読状態であった。ところが読み始めると面白い。読むのが遅くてすらすらとは読めないのだけど、ずっと楽しい。3週間くらい掛かった。

 主人公の横口が優柔不断で心配になるばかりなのだけど、そんな彼だからこそ勇気を振り絞る姿に胸を打たれる。ハナとのピュアな恋がじんわりくる。ヤクザの沢田も古本屋の女の子もキャラが立っていて登場するたびに、待ってました!みたいな感じで楽しい。

0
2024年02月08日

「小説」ランキング