【感想・ネタバレ】人生と仕事について知っておいてほしいことのレビュー

あらすじ

まあ、簡単にいうと、みんなに愛されることですね――これはある外国の経営者が、ビジネスパーソンの最重要責務とは何かと尋ね、それに松下が答えた言葉である。このような松下が人生や仕事さらにはみずからの人間観について、とくに思いを込め力強く語った講話を、PHP総合研究所所蔵の3000本に及ぶ講話・講演テープ速記録の中から厳選し、その要点を纏めたのが本書である。若手社員、大学生に話したものもあり、多くのビジネスパーソンがつねに意識しておきたい、ベーシックな事項を取りそろえ、仕上げることを心がけた。◎人事を尽くして天命に従う ◎咲く花はみな違う ◎事なかれ主義では発展しない ◎感謝と怖さを知らなくてはいけない ◎人間の値うち ◎若さは尊さである ◎あなたの「仕事」は死んでいないか ◎説得力を高める努力をしているか ◎「社会人」の意味を理解しているか、ほか計41項目に、松下が、人間・人生・仕事に託した想いが浮かび上がる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

松下 幸之助 さんの講義をまとめた本です。1つ1つ胸にジーンと響くものばかりで、悩んだとき、人生の岐路にたったときなどに何度も振り返りたい本です。

以下に特に印象に残っている部分を紹介します。

・みんなに愛されること

・奉仕の精神が大切

・上司としての人間的魅力が必要

・事なかれ主義では発展しない(対立して調和する)

・周囲の人たちの長所を見ることに努力する

・熱意からものを生む

・仕事を頼まれれば、必ず報告する

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2013年01月14日

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ネタバレ

礼儀をわきまえていうべきことをはっきり言う
利害にとらわれて心を悩ませない
大志を抱いても今日の現実を忘れてはならない

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2016年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

色々な部分で「いいな」と想える事が多い。
”商い”という事について、本当に真摯に向かっていたんだなぁと感じる。

出来る事なら、生でお話を伺ってみたかったと感じる。

そんな松下幸之助さんの仕事に関する想いを抜粋した本。

まさに「働く事」のエッセンスが抜き出してあると感じる。

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2012年08月01日

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ネタバレ

「人から愛される人になりなさい」の前書きから始まる松下氏の講義のまとめ。
書いてある内容はとても深い、なので時間をおいて何度か読めば違う感じ方が出来ると感じた本。要約及び自分なりに今回感じたことを書く。

・人間には必ず欲がある。著者はその欲を否定する立場にはない。
むしろ欲とは生物の持つ”生きる力”であり、欲に対する情熱を非常に大事に扱うことが人から愛される術なのである。しかし著者は自分に対しては全ての欲を大事にするべきだとは言っていない。この場合において著者は欲を二つに分けている。
一つ目は物欲で、二つ目は物欲以外の欲である。犬を始め多くの動物は物(エサやおもちゃなど)で動く、または動かすことができる。しかし人間はとても強い物欲を持っているが、必ずしも物欲がすべてであるわけではない。だから成功したければ物欲に支配されるのではなく、自分が物欲を支配する立場にならなければならない。なぜなら物欲で動くと個人的な争いに巻き込まれるなど、自分にとっても社会にとっても悪影響であるからだ。従って物欲以外の欲を大切にして生きるべきである。しかし、物欲を支配するのは一筋縄ではいかない。この点に関して著者は「どうせ死んだら自分の物は全て国家、または他人の物になる。従って長い目で見れば自分のものではないのだ。ならそこまでこだわらなくてもよい」という考えを展開している。

・個人個人に欲がある限り、必ず対立が生まれる。なぜなら欲には個人差があるからである。ではなぜ対立がありながらも世の中はうまく回っているのか。
それは対立の後、調和するからである。このステップを大切にするべきである。なぜなら対立の段階で新しいものが生まれるし、対立があるからこそ納得の行く形で調和に向かうからだ。人の欲は無限大である。故にお互いに言うべきことは言って調和のステップに向かうべきである。そうすれば新しい道がひらける。

私は対立と調和を結ぶ具体的な行動こそが“協力”なのだと感じた。
協力に関して重要な点が4点ある。
①情けを知ること・・・慈愛の精神を持ち、感謝深くあれ。何があっても頭は低くあれ。
②慎みを知ること・・・感謝だけでなく恐怖に敏感であれ。ここにおける恐怖のニュアンスは地震が怖いといったような類のものではなく、”誰かに対して申し訳ない”といった類のものである。この点において大切なのは、誰かの為という精神で日々を生活することにあると思う。
③憤慨しない・・・腹が立つことはあろうが、怒ったところで百害あって一利なしである。怒るくらいならもっと深くにある本質を考える方がお互いの為である。
④報告を完璧に行う・・・相手から、信頼を得て、スムーズに調和へ向かうためにはマメに報告をし、信頼を積み重ねられるかが大切である。どんなに些細なことでもいちいち報告をするべきである。

・自分の欲は自分で満たすべきである。具体的には自己評価を一日の終わりにするべきである。なぜなら他人に言われるのとは別の良さがあるし、次の日をもっと大切にできるからである。前述した部分に関連付けると自分の欲を満たすことで他人に対する対立を減らし、よりよい調和へ向かえるからだ。その為にもその日その日を大切に大切に生きるべきである。壮大な夢を描くのもよいが、そのために足元の現実を見落とすことはあってはならない。

・人間たるもの賢くあってはならない。なぜなら賢くなければ熱意を行動に移さず、理屈ばかり言うため成功できないばかりか、貴重な失敗すらもできないからだ。失敗は貴重な学びの機会を与えてくれるだけでなく、自分から率先して話し、心情を訴えることのできるまたとない機会と出逢いを提供してくれる。だから理屈だけでなく行動を伴う人間であるべきである。その為には少なくとも自分視点では賢くあってはならないのだ。

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2012年07月13日

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ネタバレ

松下幸之助さんの本連続3冊目。
こう連続して読むと、段々とその思想も分かってきて、良いものだと。
個人的には、リーダーとしての方が学ぶことが多かったかなぁ。

いつかこういう本を出してみたい。

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2025年07月23日

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ネタバレ

【書評】「愛される、人間的魅力のある人」になるために知っておくべきことが3つのテーマで書かれている。
1.人間として成長するため
2.人生で成功するため
3.仕事で成功するため

以下、心に残った内容。
・人の才能を伸ばす努力
…多くの周囲の人たちの長所を見ることに努力する。
・大志を抱いてもきょうの現実を忘れてはならない
…大使も何も持たず、ただ平凡にその日を充実してやっていくことによって、大きな成果が上がることもある。
・みずからをたたえるほどの仕事
…一日の仕事を終えて、「今日は自分ながらよくやった」と自分で自分の仕事をたたえることができる人、それを持続することができる人こそが、世の中の成功者といえる。

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2020年01月06日

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ネタバレ

松下幸之助の仕事観や人生観に関する講和をまとめた本。

以下、個人的に印象に残った内容を箇条書きにする。
・人事を尽くして天命に従え。
・欲望は生きる力であるから、抑える必要はない。
・物質に使われず、物質を使いこなす人になれ。
・大志を抱かずとも1日1日を積み重ねて、大志を抱いているような成果を上げる人もいる。松下もそのタイプだった。
・「今日の自分はよくやった」と毎日言える人が成功者である。
・いやな仕事はしてはならない。面白い、好きと思える仕事に取り組め。
・適切な指導者がいない場であっても、自分で自分を育てよ。
・一人の社員でも、会社全体を改善する気概を持て。(抵抗勢力がない分、社長よりもやりやすい。)

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2014年12月14日

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