【感想・ネタバレ】皇太子は宮廷道士を寵愛する ~愛されたがり子パンダの秘密~ 【電子限定おまけ付き&イラスト収録】のレビュー

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 名前が漢字ではなく、カタカナ表記なのが有難い。なんて読むんだっけって序盤のページに戻って集中できないっていうストレスがない。

 スー(パンダ)が可愛すぎる!
 方言の関係で、中国(多分)が舞台なのに関西弁です。にやけます。
 子パンダなのをいい事に、ルイに抱っこされたり膝に乗ったりできることで、サーシェンにマウントをとっては、二人で喧嘩する。なんならサーシェンがマウント取ったりする。可愛い。

 色恋の経験が皆無のルイが、皇族の愛人としての振る舞い方を聞くが、サーシェンの教える愛人所作がすべて自分の願望なのが可愛い。
 自分で言ったのに、いざルイが実行すると一つ一つの所作に悶えるところが、溺愛してんな〜って実感出来て好き。
 ルイの「心を許した友なので!」で何度もフラグとサーシェンの心がバキバキにへし折れる描写も見どころ。

 当て馬というほどではないけど、ルイに遠回しにアピールするシュエという薬売りがいいキャラしてる。
 
 余談。再会というと、ほとんどの作品だと再会までに10年とか3年かけていて、それに対して長ぇ! って思っていたけど、逆に本作だと1年で短ぇ! でも期間短いと安心できるからありがてえ! っていう面倒臭いムーブ発動しました。

 受ルイ メンタルが強い。容姿がいい事を自覚しておらず、他人からの好意に鈍感。なのに人たらし。素晴らしい。
 攻サーシェン ルイの前以外では冷徹冷酷鬼。

#胸キュン #癒やされる #ドキドキハラハラ

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2023年05月14日

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