あらすじ
僕を諦めずに愛してくれて、ありがとう――
かつての学友イルファーンの頼みで、玲は姿を消した彼の婚約者の代わりを務めることに!?
有名企業社長令息で現在は投資と翻訳で生計を立てる玲に、かつての学友イルファーンから連絡が。オメガとアルファながら留学生同士気が合い、発情期には割り切った関係を持っていた二人の友情は、母国に戻った今も続いていた。そのイルファーンの婚約者が失踪したというのだ。富裕国の王子で、聡明で美しい彼がなぜそんなことに? 驚きつつもカシュラム王国へ飛んだ玲を待っていたのは、婚約者の身代わりを務めてほしいという頼みで!?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
有名企業社長令息で現在は投資と翻訳で生計を立てる玲に、かつての学友イルファーンから1年ぶりに婚約者に逃げられたと連絡が入り→彼の国へ来て欲しいと。彼とはαとΩでありながら親友としての関係で。
そして玲は飛び立ち再会し…。
オメガバースもの。
2人の関係は何となく予想は出来きたけれどそれがどのようにして進んで行くのかが読み応えがありました。
イルファーンと共に過ごすうちに玲のイルファーンへの気持ちが変化していくけれどイルファーンの婚約者への深い愛を感じ婚約者の為にと気持ちを押し殺してしまうのが切なかった。
「運命の番」の2人
これからは更に強い絆で結ばれて幸せになっていって欲しい。
あとがきでの「BL界ではアラブの民族衣装のポケットは白でも透けない」に思い当たったという言葉最高!
よい!
今回もドキドキしながら読ませて頂きました。
なんとなーく、先が分かってしまう内容なんだけど、攻め様の溺愛ぶりに、こちらまで幸せを感じさせてくれるので、まさに!うっとりの1冊でした。