【感想・ネタバレ】萬屋怪談録 彼岸村のレビュー

あらすじ

男だけが変死する村が、西日本に実在する――(「彼岸村」より)

児童向け怪談小説で人気を誇る緑川聖司が聴き溜めていた本物の怪異の数々を、じんわり怖い筆致で書き綴った実話怪談集。
・占い師のもとに持ち込まれた1枚の写真に写る奇妙な男「心霊相談」
・虐めでケガをした少女の願い「折り鶴」
・心霊スポットに行くと嬉々とする少女の顛末を綴る三作「笑顔」「あれはあかん」「ひっぱられる」
・部屋の外が騒がしい、また何か起きたようだ…「事故物件ではない」
・部屋で見ていた心霊番組の画面に突然割り込んできた映像「記憶にない光景」
・その村では男の人が早死にするんです――西日本にあるという村の哀しい謂れ「彼岸村」など59話収録。

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Posted by ブクログ

緑川聖司作家と言えば現在中学生の姪っ子が小学生の頃に憧れてた作家さんだーと思いながら読んだ。
関西のはなしが多く、なんとなく土地勘みたいなものがあると余計面白かったりする。
心霊相談されている大阪の北部にある私立大学の学生街で占い師してるLさんとか、めっちゃ気になるし見に行きたいとか笑

面白かったはなし。
『笑顔』
『あれはあかん』
『ひっぱられる』
『こっくりさん』
『待合室』
『人形』
『Hさんの話』
『しおり』
『肝試し』
『ほんとはいる』

『こっくりさん』の訳のわからない言葉をKさんとHさんがわかるところは怖すぎると思った。取り憑かれていたんですかね。
『待合室』の二度と見つからない病院は彼岸に向かう場所だったのでしょう、怖すぎる。お墓で遊んだらあかんかったんですかね。
『人形』と『肝試し』の場所は同じですよね。めっちゃ興奮しました!面白い!!三階建て!!

ありがとうございました!!また読みたいです。

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2023年04月03日

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