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Posted by ブクログ
胸があったかい想いでいっぱいに包まれる読後感。
航大と拓海のような友達関係が深まっていくってすごくステキだ。
植物が絡む小さな謎を解いていく過程は、航大と一緒に楽しませてもらえた。
家族とも職場とも違った第三の自分の居場所や人との繋がりって、なかなか出来づらく貴重だ。
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何か夢中になれるような楽しみが見つかればいいのになと思えど、何も変わらない日常の中でどう見つければいいのかなと漠然と思いながら過ごしている今。
菊子さんのちょっとした言葉がとても胸に残る。
『何でもいいのよ。とにかく自分がしたいことをするの。それを探すこと自体、とっても、楽しいと思うわ』
『コツは、少しでも気になったものには積極的に触れてみることね。』
たしかに、気になるっていう気持ちがムクっと出てきても、その次の「触れてみる」って一歩を踏み出すのって何気に面倒くさくなってしまいがち。
だけど、せっかくなのでこの本をキッカケに今年は《積極的に》《ためしに》《触れてみる》をやってみようと決めた。
それを受けて、自分がどう感じるのかを知ることが楽しみだ。
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殺人事件が起こらないミステリー。
日常の小さな謎。
連続短編集。
Posted by ブクログ
確かにやり過ぎは良くない。でも暴力は駄目と言われてもやらなきゃやられるからね。
この件に関して航大君は何も悪く無いのでは?と正直思いましたが話が進まなのでそういうもんだと思う事にしました。
人と自然と関わり根本的な部分が変わる訳では無い。けど気持ちが変わる。視野が変わる、広がる。
そして前に進める。何よりも大切。
菊子さんと航大君とたまに拓海さんの会話は楽しそう。同年代の友人とする会話とはまた違う面白さがありそう。
紙風船が地面からお花みたい咲いてると聞いてフウセンカズラかなって思ったけど違うかった。残念。
でもお花みたいに咲いてるかと言われたら違うなってなった。
親子と言っても別人で。絶対に仲がいいと保証される関係では無いけれど、拓海さんと春香さんは最後にちゃんと親子になれたのではと。