あらすじ
30代で経営者歴10年以上、内定者時代にサイバーエージェントの子会社社長になり、24歳に当時最年少でサイバーエージェント執行役員になった著者が伝える、ありのままの自分で成果を出して評価されるためのフレームワーク。仕事の「壁」にぶつかっているビジネスパーソンのための「仕事と会社のルールブック」
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Posted by ブクログ
20代のシリーズで検索ヒットしたため購入。
若手向けノウハウ本の中でもダントツで共感できる部分が多かった。
以下、「仕事の公式」としてルーティンに落とし込みたい。
・”他者想人間”プロジェクト
→エレベーターに乗って誰か入ってきたら「何階ですか?」と聞く
→誰にでもハキハキと挨拶する
→「みんなが得をする合理性を実現するにはどうすれば良いのか?」を意識する事で仕事の生産性は高まっていく
・成果が出ることだけをやる
→タスクを行う際は、「明日、この仕事の成果を出すためには今何をするのか」を考える
→人に頼らざるを得ない状況にして最短距離で動く
→評価者に何度も壁打ちして、理想に沿ったアウトプットに仕上がる
・当たり前を当たり前にできる人間になる
→わからないことは手を挙げてすぐ聞く
・無理しないことを常に意識する
→しんどい時は無理せず休むのが、他者にとってもプラスになる
→「現状報告(ここまでできている)」「見通し(最終的に〜までに間に合わせる)」「具体策(具体的にいつ、こんな風にやる)」を示せばむしろサポートが得られる
・強みだけを伸ばす=自然体で生き続ける
→「自分にとっては簡単で、他人には難しいこと」を自分で気づく、他人から見つけてもらう
→自分の仕事を小さく砕き、1番無理なくできて成果が出る部分を把握する
→逆に苦手なことはメンバーに任せる、それもまた他者へのリスペクトになる
→自分が相手の苦手を代替する
・自分IRに注力する
→存在を知ってもらう+成果を出すことで飛躍的に評価される
→スキルや専門知識よりも、成果がビジネスパーソンとして最も価値の高い行動である
→強いて言えば、「求められることに対して、学ぶことで変化し続けるスキル」は最強である
→暗黙の了解であるルールは、早く順応すれば成果へのショートカットになる
→評価者に直接「自分は頑張っているつもりだけれど、ずれている所はないか?」「自分に対して何を期待しているのか」を聞いて最短ルートを目指せ
→仕事の負荷が上がった時は「このように進めると業務がパンクしそうなのですが、優先すべきことやもっとスムーズに進めるやり方があれば教えてください」と相談し、助けを借りる
→仕事は基本断らない、快く受けてやり切る姿勢が超大事(「自分にしかできないから回ってきたのだ」と考え腹を括る)
→とにかく「報連相」の「報」はどんなに多くても過剰にならない、「取り急ぎご報告です、返信ご無用です」と添えて情報を壁打ちしまくれ、新鮮な情報があると相手も助かる
→「成果だけに集中する」ことが心の健康にも繋がる
・テキストで語れる/理解できるようになる
→要点をテキストでまとめて送れ、「ちょっといいですか」で簡単に呼び止めない
→「わかりやすいと言われたメールや文章」はテンプレとして保存して再利用する
→PPTで賄われていた「情報共有」「説明」を文章で共有し、残りのアイデア討論に集中せよ
→まずはテキストだけで理解しようと努める、わからない場合は「テキストを読んで〜意味だと思ったのですが合っていますか?」と確認
・一瞬で終わる仕事は一瞬で終わらせる
→連絡は即レスする
→思い出すだけで大きな手間になる
・アドバイスは「即実行+即報告+感謝」
→実行までのスピードが本気度と見なされ、強烈な印象になる
→「あの件どうなった?」と聞かれたら負け
・「感謝+感想」を徹底する
→感謝だけのテンプレが蔓延している中、具体的な感想があると覚えてもらえる
・仕事は「とにかくキレたら負けのゲーム」と捉える
→自らコントローラーを握って解決しようとすると、驚くほど前向きになれる
→不満、不安、文句、怒りを「課題」に置き換えられたらあなたの勝ちだ
→「教えてくれないんです」と他責にするのは危険信号
→叱られたら「心」ではなく「頭」で捉える、感じるのではなく考える、「事実として何を言われているのか」だけ理解して分析する
→そもそも嫌いな人には叱らない
・週報には必ず「心情の変化」を書き込む
→自然体に、率直に曝け出す〜読み手に受け入れてもらうことで心理的安全性にも繋がる
・小さくても良いから「組織でナンバーワン」を目指す
→「企画書の提出数No1」「挨拶の数No1」など
→何かしらかで1位でいるだけで、圧倒的に知名度が上がる、2位ではだめ
→一度ナンバーワンを取ったら、防衛に固執せず他の分野でナンバーワンを取りに行け
・「上司〜結論」「メンバー〜過程」から話す
→メンバーに結論から伝えると、結論に至った大切な文脈な伝わらない可能性があるため
→文脈がわかると「何が1番大事か」「何を妥協しても良いか」の認識が取れる
→メンバーとして結論のみを受け取ったら、「これは〜のために行う、という理解で合っていますか?」と文脈を仮説で確認しよう
・ボスと良好な関係を築く
→他者想を働かせ、上司に合わせた行動を取る
→上司の系統に合わせて、交渉の仕方を変える
→相談してほしい上司には「〜をやりたいのですが、どう思われますか?アドバイスをいただきたいです」と早い段階で相談する
→売上主義の上司には「これだけの数字が見込める」と数字シミュレーションを見せる
→新しい事に二の足を踏む上司には「かつて部で似たようなケースがあり成果が出ています」と前例を示して説明する
→「この前は褒められたのに、同じ事で今回は叱られた、なんで気まぐれなんだ」と思う前に「自分の行動が、その場面で本当に適切だったか」を振り返ってみよう
・CCメールにも本気で目を通して考える
→上司はこんな時、こんな風に動くんだな
→自分が担当者だったら、こう動くな
→知らせた方が良い情報があるので、メール送信者に別メールを送ろう
→「責任感の面積」を広げることで大成長できる
・決断1:実行9を意識する
→戦略は実行して初めて意味を持つ
→実行を楽にする戦略は存在しない、プランABで迷う暇があるなら、とにかく早くスタートしてやり切れ
→早くスタートできからAB両方試せるかも
・「やりたい事探し」より「一緒にいたい人&チーム探し」を優先する
→環境で人のパフォーマンスは大きく変わる
→興味のないことでも、好きな人とやればそれだけで幸せになれる
→好きな仲間といると、自然と「いい人=自分が好きな自分」でいられる幸せが得られる
→ 成果を出そうと奮闘する中で、自然とやりたいことやビジョンも見えてくる
Posted by ブクログ
20代が仕事で大切にしたい3つのこと
・すべては「他者への想像力」(他者想)
・成果が出ることだけやる(無駄なことは極力やらない)
・無理せず「自然体」で自分らしく
上司には「結論」から、メンバーには「過程」から話す