【感想・ネタバレ】折り紙大名のレビュー

あらすじ

古着屋の娘・きぬの創作折り紙に魅了された佐貫藩主・松平重治は、不治の病にかかった四代将軍・家綱を慰めるための竜神を折らせるべく、きぬに手紙を書く。しかし、幕府の決まりに反したこの行動が、将軍継嗣問題ともからんで重治は窮地に立たされる……。大型新人による書き下ろし時代小説。

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Posted by ブクログ

タイトルのほのぼの感とは異なり内容は硬派。
江戸時代の大名はどんな気持ちで生活をしていたのか、そんな疑問に対する一つの答えがこの本です。
知らなかったけれども、こんな理不尽な理由で改易されてしまう大名とは、辛い職業ですね。
実際にあった話を基に、事実の辻褄が合う解釈の一つとしてこの本が回答を出しています。
この解釈は賛同できますし、こんな大名であって欲しいと思います。
折り紙をしたくなる本です。

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2016年03月25日

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