あらすじ
「日本国憲法」と聞いて、みなさんは何をイメージしますか?
「よく耳にはする。だけれど、詳しく知る機会がないまま大人になってしまった」
「学生時代を振り返っても、授業できちんと学んだ記憶がない」
「大切だとは思うけれど、個々の人生にどのように関わっているものなのか、真剣に考えたことはない」
そんな風に感じる人が多いのではないでしょうか?
一方で、日々のニュースなどでは、憲法に関連する報道が度々話題になります。
例えば、「憲法9条」「改憲の是非」「天皇制」「個人の尊重」「人権侵害」「勤労・納税・教育の義務」などなど。枚挙にいとまがありません。
ロシアによるウクライナ侵攻で、国内での「改憲論」が再過熱している今、改めて、大人の教養として最低限知っておきたい憲法について、学び直してみませんか?
本書は、教養人として名高い齋藤孝先生が、誰もが理解できるように憲法についてやさしくかみ砕いて解説した1冊となっています。
日本国憲法の原文と、それを平易に言い換えた現代語訳つき!
私たちの当たり前を守り、生き方・人生・世界のあり方について考えるヒントをくれる羅針盤――そんな存在である「憲法」を学ぶ教室が今、開講します。
※カバー画像が異なる場合があります。
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Posted by ブクログ
最初は日本国憲法について特に詳しいことを知ることもなく読み始めた。
しかしこの本を読んでいくにつれて、自分が国から与えられている権利を改めて知るきっかけになった。
専門学生の頃、一度勉強したけれど、実際その勉強から離れてしまうと忘れていることも多々あることを認識した。
自分が日本国憲法から逸れたことをしていないか、自分自身と向き合いながら読んでみた。
今、自分の身の回りで起きている悩みや現象を振り返ってみると、日本国憲法から脇道にそれていることをしていたのではないかと考える時間だった。
この本はいちど読んだだけで本棚にしまってしまうのはもったいない。
改めて長い時間をかけて読み込んでいきたいと思った。
また、この著書の中で、さらに日本国憲法について勉強したい場合に読んだら良いお勧めの著書も載っていたので、すごく参考になった。
別の著書でも勉強してみたいと好奇心あふれる気持ちを得ることが出来た。
やはり、わからないことが少しずつでもわかるようになる事は面白いなと思った。