あらすじ
広告代理店に勤める奈木蝶也のもとにヤクザが来た。離れて暮らしていた花畑久美組長の父が亡くなり、二代目を告げと迫る組員たちにヤクザ嫌いな蝶也は断る。組員の中にひとつ下の幼馴染み枦山尭平がいた。大人しいがキレると凄い尭平が蝶也は苦手だった。なぜか尭平だけが蝶也に組長は無理だと言い、思わず蝶也は、組長を引き受けてしまうが……!?
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重すぎないヤクザ話がおもしろい
最後の最後に蝶也が短気なところに落ちました!
かっこいいなあ。
それを守る枦山の図が最高です。
あと二人えろくてどきどきしました。
砂原先生はそういうイメージなかったのでうれしい誤算でした!
今後は蝶也と枦山で大儲けして組を立て直して欲しいです。
ゆくゆくは高級なスーツを着てください(笑)
Posted by ブクログ
会社員として平凡に暮らしている蝶也の元に現れたヤクザ。
彼らは亡き父が組長をしていた花畑組の組員で蝶也に組を継いで欲しい、と。
そこからとにかく蝶也は嫌なのに枦山の言葉や態度に負けん気の強さから引き受けるような言葉を言ってしまったりとどんどんおかしな方向へ向かってしまうのが笑えると言うのかなんとも。
そして枦山の勘違い?から枦山に抱かれてしまう蝶也がなんともいやはや。
この時点で枦山は蝶也を好きなんだと読んでいて分かるけど蝶也は分からず悩んでしまったりとモダモダしました。
蝶也が枦山を苦手に思っていた過去の出来事が実は、という事にとある出来事で気づき驚きの展開になっていくのでびっくりしました。
ラストに近付くにつれ蝶也の本性が現れてくるシーンは怖いです。
結局蝶也はそんな自分を認め新たな人生を歩む事を決めて、そこに枦山がしっかりと傍にいる事も決まり良かったのかなと。
枦山の蝶也への想いの深さが泣けます。
Posted by ブクログ
砂原版ヤクザラブが楽しめます。
いきなり組長にならされて右往左往する
主人公と、彼を取り巻く貧乏組員達の
やりとりが愉快です。
アットホームなヤクザ達の中で
一人浮いている、寡黙で実は大型ワンコ
な攻めとのどこか必死なやりとりが
読んでいてジンときますね…