あらすじ
「死ぬくらいなら、そのカラダ、俺によこせ」。――信頼していた同僚に裏切られた京一に、橋の上で声をかけてきたのは、印象的な声をした謎の男・梶本だった。同僚への復讐に手を貸すというその男は、京一を強引な手腕で変身させ、これまで知らなかった強烈な『快楽』で蕩かしていくが……。その後のラブラブな2人を描いた書き下ろしも収録!!
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Posted by ブクログ
仕事ができる男ってホントカッコいい!!
同僚で友人と思っていた永瀬に仕事を盗まれ、自暴自棄になっていた野暮ったい京一を梶本が仕立てあげていく。
俺様攻めはホント良い!しかもそれが仕事が出来て本質を知ってるとなると尚更。
今回の受けは自分をよく分かっていない野暮ったい男だけど、最初は怒って梶本と縁を意外な場面を見るうちに離れられなくなっていく。
これはホント話の組み立てが良くて、面白かった!
永瀬の失脚もちゃんと納得いく形だったし、梶本のために永瀬を誘惑しようとする京一もかわいかったし、最後にそうくるか!っていうどんでん返しもありで楽しめた!!
Posted by ブクログ
エロのオンパレード。ビーエルのスタンダードエロのうちのありとあらゆることを行っていて、ビーエルのノーマルエロの教科書になりそうだな、とおもった。
Posted by ブクログ
信頼していた同僚に、コンペ用に用意した企画を丸々盗まれる、という最低の経験をした京一は、橋の上で水面を酔った目で呆然と眺めていた。
そんな京一に声をかけてきたのは、印象的な声をした謎の男・梶本。
「死ぬくらいなら、そのカラダ、俺によこせ」
という梶本に、自分が身を投げる先が、この川の水の上でも、自分のベッドの上でもどちらでもよくなっていた京一はついついうなずいてしまう。
梶本は、男の恋人をその同僚に奪われたのだ、と言い、同僚への復讐に手を貸すという。
そしてそのまま梶本は京一を強引な手段で変身させてしまう。
おまけに、これまで知らなかった強烈な『快楽』まで教え込まれた京一は、徐々にとろかされていくが――
という話。
これって一種の憧れですよね。
何にも知らない元だけはいいのに、まったく自分に頓着しないような自分好みの人間を探し出してきて、上等な服に着替えさせて、髪も切って、メガネも変えて――
で、完成品が誰もがうらやむ美形!
しかもそれが自分の恋人!!
なんて理想的なんだろうか――とまぁ、私でも思います。
こういうのがシンデレラストーリーっていうんでしょうね。
もっともそれだけじゃなくて、梶本と会ったことによって、京一のどういうことが変わったのか、というのも何となうきちんと表現されていたので、ただ単純なシンデレラストーリーではなかったかなーと思います。
元々京一は仕事に対して、高い意識を持っている人だったので、それに見合う服装をしたのだ、と思えば、変わったのも確かにそうだな、と納得できるような気がします。
どんな外見をしていても、中身がそれにともなってなきゃだと思うし。
中身がすばらしいのであれば、外見もそれに伴う格好をしないといけないよね、と思いました。
それにしても、、あんなに梶本はうさんくさいけどできる男だったのに、最後の最後で、京一に謝り倒すはめになって、なんかかわいいなあとも思いました。