【感想・ネタバレ】シャープ 独創の秘密のレビュー

あらすじ

シャープほど日本企業のなかで、モノづくりにこだわり続ける企業は珍しい。「八百屋さんでも使えるようなコンピュータをつくれ」という号令のもと、世界で初めての電子卓上計算機、つまり電卓を開発。ほかにもシャープが開発した世界初、業界初の商品は数知れない。その代表格が液晶テレビだ。「亀山モデル」とブランド化された液晶テレビで、いまや業界のトップメーカーともいえるシャープ。「世の中にないモノ」をつくり出す独自技術開発の秘訣を、シャープの社長は「たとえるならば、老舗のうなぎ屋の秘伝のタレのようなもの」と評する。オンリーワン商品を生み続ける経営思想、技術風土、技術開発手法を探る。

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Posted by ブクログ

初めて読んだ企業本である。
すごく分かりやすく、かつ丁寧な文章だった。
内容はシャープの液晶黄金時代の
話であり、日本的経営学っちくな
企業文化、風習、戦略について
記述されている。
非常に面白い一冊と言って良い。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

いたずらに規模のみを追わず、選択と集中により強みを伸ばし続け、人(従業員)を大事にする経営スタイルが結果的に何をもたらすのかがわかる。

どの企業もこのような考えを持つリーダーがいたらいいのになと思う。

個人的にもう一度読む必要有り。

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2011年05月06日

Posted by ブクログ

 日本家電メーカー、シャープの製品・組織風土・
歴史などに迫る。

 この本を読む中で、「液晶」に力を入れた当時の、
広告戦略についてのエピソードがおもしろかった。

 一. 宣伝予算のすべてを液晶応用商品に投入する
 二. この分野での広告投下量は業界ナンバーワンにする
 三. 目標数字を達成するまでやり続ける

 
 上のように、いかにシャープが、どの企業よりも
「液晶」に対する思い入れが強いかがわかる。
 
 環境先進企業として躍動するシャープに期待したい。

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2009年10月04日

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