あらすじ
シャープほど日本企業のなかで、モノづくりにこだわり続ける企業は珍しい。「八百屋さんでも使えるようなコンピュータをつくれ」という号令のもと、世界で初めての電子卓上計算機、つまり電卓を開発。ほかにもシャープが開発した世界初、業界初の商品は数知れない。その代表格が液晶テレビだ。「亀山モデル」とブランド化された液晶テレビで、いまや業界のトップメーカーともいえるシャープ。「世の中にないモノ」をつくり出す独自技術開発の秘訣を、シャープの社長は「たとえるならば、老舗のうなぎ屋の秘伝のタレのようなもの」と評する。オンリーワン商品を生み続ける経営思想、技術風土、技術開発手法を探る。
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Posted by ブクログ
初めて読んだ企業本である。
すごく分かりやすく、かつ丁寧な文章だった。
内容はシャープの液晶黄金時代の
話であり、日本的経営学っちくな
企業文化、風習、戦略について
記述されている。
非常に面白い一冊と言って良い。
Posted by ブクログ
いたずらに規模のみを追わず、選択と集中により強みを伸ばし続け、人(従業員)を大事にする経営スタイルが結果的に何をもたらすのかがわかる。
どの企業もこのような考えを持つリーダーがいたらいいのになと思う。
個人的にもう一度読む必要有り。