【感想・ネタバレ】たべもののおはなし オムライス オムライスのたまごのレビュー

あらすじ

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たまごというのは、もともと、ゆめみがちな食べものでして、にわとりのママから生まれたときから、白いからの中には、ゆめがいっぱい、つまっているのです。
一番人気のゆめは、オムライスです。つやつやの黄色いうすやきたまごになって、オレンジ色のケチャップライスをくるんとつつみこむ。はなやかで、ほこらしげなあの晴れすがたに、だれもがあこがれているのです。
同じママから生まれたタマコ、タマミ、タマエ、タマキの四姉妹も、やっぱり、オムライスをゆめみていました。
しかし、四姉妹を買ったのは、れいぞうこにトマトケチャップどころか、バターも、マヨネーズもおいていない、おばあさんで!?
本気でゆめをかなえるなら、もっと、自分でがんばらなきゃ、とさとったタマキは、れいぞうこをとびだし、ゆめをかなえるたびに出ました。
ながいたびのはてに行きついたのは、「まぼろしのオムライス」をつくるというレストラン小山。しかし、そこで「まぼろしのオムライス」となるためには、力をつくして、オーディションをかちぬかなければならないのです。
はたして、タマキはゆめをかなえることができるのでしょうか!?

●刊行の趣旨
子どもたちが大好きなおいしい食べ物が登場する創作童話を、10人の豪華執筆陣が書き下ろしました。
身近なテーマで、読書に慣れていない子でも読みやすい、小学校低学年向け童話シリーズです。

●シリーズ「たべもののおはなし」の特色
・直木賞、野間児童文芸賞受賞作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし。
・誰にとっても身近な「食べ物」がテーマなので、本を読む習慣のないお子さんでも手に取りやすい作品ばかりです。
・ほぼすべての場面に、人気画家のイラストが入っているので、1、2年生でも一人で読めます。
・巻末コラムでは、栄養、マナー、文化等について簡単に紹介。食べ物への理解が深まります。
・朝読にもぴったりのボリュームです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

卵の白い殻の中には夢がいっぱい詰まっている、というプロローグから素敵なお話の予感。
卵たちの一番人気の夢、“オムライスのたまご”になるという夢を叶えたいタマキのガッツが熱い。冷蔵庫を飛び出し、お宅訪問で自分を売り込み、ついに幻のオムライスを作る小山シェフのいるレストランへ。
8歳の息子は後半のオーディションのオムライスクイズに卵たちと一緒に挑戦。全問正解して喜んでいたw
楽しさの中に「本気でゆめをかなえたいなら、もっと、自分でがんばらなきゃ」のタマキの叱咤激励の言葉が光る。

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2024年01月06日

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