【感想・ネタバレ】朝日新聞ウェブ記者のスマホで「読まれる」「つながる」文章術のレビュー

あらすじ

広報・PR・宣伝・フリーランス・副業・自営業者、必見!
人気ウェブメディア「withnews」創刊編集長の伝える極意
拡散、完読されて、ユーザーを動かすためのテク満載!

「withnews」とは、朝日新聞社が2014年、「新聞を読まない世代に届ける」「スマホで情報を得る世代に届ける」ために立ち上げたウェブメディアです。
スタートから5年で月間1億5千万PVを達成、マネタイズにも成功しています。
しかしwithnewsでは、「ただ単に数字を追う」「バズらせてのしあがる」はちょっと違うと思っていて、ユーザーと「つながる」ことを大事にしたい。
「PV数」「読まれる」の先に、「つながる」関係が生まれることを大切にしてきたといいます。

「つながる」を、もっと具体的に言うと、

・「いいね!」や「シェア」をしてくれる
・自分のSNSやブログで話題にしてくれる
・会員登録をしてくれる
・商品を購入してくれる
・購入したうえで、商品をおすすめしてくれる
・メディアから取材がくる
・他社からビジネスの提案がくる

などです。
要は、「読み手の気持ちがちょっと変化して、それが何か行動として表れる」のです。

そのためには、「読まれる」文章とセットで「つながる」文章が必要です。
そんな「読まれる」「つながる」文章の書き方から、そのためのネタの見つけ方、言葉の選び方、書き方のポイント、ユーザーとの付き合い方などをまとめたのが本書です。

★たられば(@tarareba722)さん、絶賛!

【こんな方におすすめ】
・広報やPR、宣伝を仕事にしていてデジタル空間での発信を担っている人
・自営業やフリーランスで自分の商品やサービス、作品を発信していきたい人
・趣味や好きなことを発信して、できればビジネス化も考えている人
・突然会社から、「noteを書いてみない?」と振られて困っている人
・会社のSNSやオウンドメディアでの発信に関心がある人

【目次】
1章 スマホという読まれる『場所』を意識する
2章 『身近感』『自分ごと化』で読まれる
3章 つながる文章には、まず『自分を出す』
4章 読まれた先でユーザーを動かすには?
5章 炎上やアンチともうまくやっていく
6章 マンガ、動画……文章以外でつながる

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

数ある「文章術」系統の中でも毛色が違う感じ。
伝統的な大手新聞社の中で新しいウェブメディアの立ち上げに苦心しながら取り組んできた著者ならではの、具体的なエピソードの数々がWeb記事とともに紹介されている。どの章にも目から鱗の新しい視点が多々あった。
個人的には5章「炎上やアンチともうまくやっていく」に斬新な穏当さを感じた。
SNSが一般化して誰でも発信できる今の時代、普通のユーザーとしても学びになる内容が詰まった一冊だと思う。

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2023年04月03日

Posted by ブクログ

SNSが普及しみんなが文字で発信することが可能になったなかで、どうしたらうまく伝わるか、どうしたらうまくつながることができるかを技術面や気持ち面で教えてくれています。

昔と比較して手軽に発信ができる分、いかに読み手の気持ちを掴むか、誰がどんな状況で読むのかなど考えるきっかけになりました。

SNSの発信にうまく取り入れていきたいと思う。

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2023年08月27日

Posted by ブクログ

なんで渾身の文章が読まれないんだ?
と思ったことは数知れず。

本書にはその答えがあっさりと書かれていました。
「ユーザーが見つけられるようになっていないから」

それもそのはず、インフルエンサーでもない普通の人が発信した文章を読んでもらうには、言葉で見つけてもらわなければなりません。

見つけてもらうためのテクニック、そして読んだ人とつながるためのテクニックがわかりやすくまとめられた本でした。

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2023年07月12日

Posted by ブクログ

さっと読みやすい本。
文章の表現をしたくなった。
文章だけだなく、マンガを活用するのも良い
ただし、具体的な執筆アイデアは得られなかった。

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2023年05月29日

Posted by ブクログ

読書サイトの紹介見て、購入。

著者は裏技的、といったニュアンスを出して書いているが、良い意味で丁寧にデジタルで読まれるための文章の書き方やテーマの見つけ方を書いてくれてると感じた。
炎上の項で、取材受けた側が反響受けて続報出したという話は、新聞系のメディアのやり方としては非常に紳士的な印象を受けた

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2023年04月21日

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