あらすじ
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】
デリカテッセンで働く天真爛漫なミカは、幼馴染のシュリと兄弟のように育てられた。逞しく成長したシュリは竜騎士となり、人々から尊敬される存在に。自身との差を感じるミカだが、彼はまったく気にせず、「二人だけのおまじない」を続ける毎日。だがシュリは、ミカに隠し事がある。実は「暴虐の竜王」と恐れられる竜だったのだ!魂の番であるミカへ一目惚れして人間になり、必死に求愛し続けているけれど、ミカにはイマイチ想いが伝わらず…?
初めて愛を知った竜王×竜に愛された無垢な青年、不器用すぎる愛の行方は――!?
感情タグBEST3
面白かった
作者買い。
純朴青年と純情な竜王
お互い純粋過ぎる上の
勘違いやモダモダ感が面白い。
周りの登場人物達も
素敵な人達ばっかり
ちょっと王様と皇太子が
可哀想でした。
かなり童話っぽい
最初は、主人公の受けが性行為を知らず、圧倒な強者の竜王に好かれているというアンパイな展開。
「あー、、こういう未成熟な人物が主人公なのは苦手だ。」とがっかりしたが、途中、攻めギャフンな展開と主人公にも成長がみられ、苦手ジャンルでしたが読めました!
また展開が童話っぽく(メリハリがあってわかりやすい)、そういう意味では絵本は好きなので、最初のがっかりよりは全然楽しめました。
古典文学っぽいファンタジー
まるでシェイクスピアでも読んでいるかのような作品でした。
間違いなくBL作品なのですが、シュリの台詞が大仰でクラシカルな感じなので、どうしても雰囲気が古典文学っぽく感じます。学生時代の苦手意識が邪魔をして、読了まで時間を要しました...。
独特すぎるシュリとピュアすぎるミカの恋物語はなかなかテンポが上がらず盛り上がりに欠けたため、むしろミカと一緒になってボリスさんとソニアさんを応援しておりました。
ハッピーエンドで良かったです。
私の忍耐を試されました。
この話に登場する人物ってアホしかいないのかな?
半分も読まない内に物凄く疲れてしまいました。
およそ論理的な思考のできない人たちの群れ。竜達の思考の方がよほど理解できます。
ミカの事を本当に守りたいなら、物事の分別がつく年頃になった時点で素性とそれに伴う身の危険を教え込まなければいけないでしょう。そして、危険意識と自己防衛をさせなければならないのです。それが《大切な者を守る》という事に繋がります。
何も知らないから、人の気も知らずに勝手をしようとするし、母と元竜騎士をくっつけようなんてお節介を考えるのです。理由を知らないのですから、叱られるのも道理ではありません。ただの不条理です。
なので、素性を教えるなと言った国王には、本当の意味でミカを守る気なんてないのでしょう。何を考えているのだか……ただの無能なのか?
ここ数年こういった、話の本筋を通そうとするあまりに設定が破綻している作品を掴まされて辟易しています。何故おかしいと思えないのか。論理的な思考ができない人が考えているからなのか。
終始ツッコミし続けて、疲れ果てて心が折れる事がままある。