【感想・ネタバレ】グリーン経済学――つながってるけど、混み合いすぎで、対立ばかりの世界を解決する環境思考のレビュー

あらすじ

「グリーン[とは]個人の行動、企業、政治活動、法に対する新たなアプローチを表す社会的ムーブメントの意味だ。現代の産業社会がもたらす危険な副次的影響と、その影響を解決するか、少なくとも歯止めをかける方法についての、関連し合ったアイデアの集合である。…本書では、社会、経済、政治分野の幅広い問題をグリーンの観点から考察する。…例をあげれば、グリーンエネルギーの税制を変更する、国内生産を表すもっと正確な指標を考え出す、グリーンエネルギーのインセンティブを高める、などだ。これらは[…]法や人びとの態度を変えることで社会を変えていく方法である。…未来を脅かす課題に取り組む能力について、私たちは楽観的にも悲観的にもなれるだろう。その反面、私たちが未知の海域に漕ぎ出しているのも事実だ。…だが、もし私たちが知性に裏づけされた誠実さと先見の明を持って未来と向き合えるなら、グリーンアースという夢を実現できるのだ」(本文より)環境思考で経済的効率性、持続可能性、政治、税制、倫理、金融といった現代社会のあらゆる側面を鳥瞰する。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

環境関係で久しぶりに面白い本に出会いました。
行動経済学と相反するグリーン。
環境税が救いになるようです。

0
2023年03月07日

Posted by ブクログ

難しかった。
商売って騙し合いだと思うんだけど経済学も騙されてる感じがいつもする。
環境に関する国際会議の目標はなかなか達成されない。以前より私は、環境問題を解決するための技術などで儲かるような仕組みにならないと、環境問題は解決されないのではないかと考えていたが、少なくとも現状では、それは難しいという現状が経済学的視点で説かれています。
ですが、今回も思いました。考え方、捉え方次第なのではないかと。なんせ経済学に騙されているだけなのではないかと思っているのですから…

0
2025年03月18日

「ビジネス・経済」ランキング