【感想・ネタバレ】手にとるようにわかる 在庫管理入門のレビュー

あらすじ

「在庫管理」について、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。「ウチは小規模だから関係ない」と思っているとしたら、それはもったいない誤解です。
在庫管理は、メーカーはもちろん、卸・小売などの流通業、ネットショップなど、リアルな形のある商品を扱っているならば、業種・規模を問わず、どんな会社でも必要な技術であり、地味ではありますが役に立ちます。

もし、在庫管理をやったことがなかったとしたなら、ぜひ、本書を読んでチャレンジしてみてください。倉庫がすっきりと片づいて使いやすくなったり、過剰在庫が減ってキャッシュフローがよくなったり、いいことが色々起こるはずです。
この本は、在庫管理の初学者に向けて、考え方の基礎となる情報をとりまとめてお伝えするものです。適正在庫量の維持に必要な本的な計算も含め、すべてオープンにしています。ですから、ご自身で、ご自身の会社の在庫状況についてシミュレーションを行ってみることも可能です。

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Posted by ブクログ

書かれてることはごく当たり前のことなんだけど、その当たり前をしっかりやるのが在庫管理なんだな。
それができないから売り場の裏は整理整頓できないし、発注数も適当で在庫溜まってるし、という実例を目の前にしてるので、ちゃんと数字を押さえて管理していこうよ、と持っていくために読んだ。

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

製造業で言うところの生産管理領域だが、網羅的に書かれているので、直接ではないにせよ関係する人々は一般論として知っておいてよい内容。

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2024年10月05日

Posted by ブクログ

勉強になる。既に分かっているような基本的な内容は読み飛ばしながら、在庫管理への理解が深まる。干渉機能でもあり戦略資産でもあり、予備品でもある在庫。時に滞留したり不良になったり。

在庫の保有数量は、日数でカウントすることが重要。何ヶ月分持っているかが大事。不良在庫とは、長期在庫のために余計な保管費用・移動費用が発生している場合。保管場所が余分にあることで、意識が甘くなる可能性もある。余分な保管場所がないか確認していくこと。

納品条件にも左右される。納品頻度を月2回にするとか、取引条件としてケース単位にするとかを決めると、それによって在庫量が規定されてくる。運送とトレードオフ。在庫が多くて配送が減れば、運送頻度は減るが在庫は多めに。どちらが企業にとって良いのか、地球にとって良いのか。

2025年を過ぎるとレガシーシステムのメンテナンスができる技術者が減る「2025年の崖」と言う経済産業省が提唱する問題。2024年問題。ドライバーの残業時間に年間960時間と言う上限が設けられる。納品先までの距離が往復するなら片道150キロメートルを超えないこと。
在庫を巡る変化は、今後スリリングだ。

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2023年04月23日

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