あらすじ
大坂の炭問屋「辰巳屋」は、正徳のころ掛屋(大名相手の金融業)も営む豪商であった。手代460人、家財200万両(現在の2000億円相当)という大企業に跡継ぎ問題が起こると、大坂じゅうの商家、江戸幕府や武士役人の世界、京の公家の世界をも巻き込む一大疑獄事件へと発展した。大岡越前守の日記に登場する史実をもとに、奉公人・元助の目を通して事件のてんまつを描く。
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Posted by ブクログ
こぼん様と主人公のやりとりがとても可笑しくて思わずクスッとしてしまった前半に比べ、後半はグッとシリアスになっていく。
涙は出なかったけれど、胸にツンとくるものがあった。
先生の言葉が何度か浮かんでくる場面があったが、なるほどなぁ~と感じました。
今井さんって凄い作家さんだと今回も思いました。