あらすじ
BBT大学 伝説の講義動画を紙上公開!
自ら40歳前にアーリーリタイアメントを達成し、今や1日30分の仕事で、一家四人の生活費を稼ぐことに成功した著者の全ノウハウを初公開する。知的生産性が問われる現代社会では、長時間労働はむしろ生産性を落としてしまう。「仕事の仕組み」に働いてもらい稼ぐ、会社に頼らない、最小努力で最大効果を達成する「自営業2.0」時代の仕事術を紹介する。
※本書は、2010年12月に東洋経済新報社より刊行された『仕事は1日30分!』を電子書籍化したものです。
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Posted by ブクログ
本文より・・・
「仕事の仕組み」の中で働くのではなく、自分で「仕事の仕組み」をつくる側にならないと、どんどん、じり貧になってしまうのです。
「仕事をすればするほど楽になる仕事」は、仕事に貯蓄が利くのです。
収入を確保することで、目先のお金にこだわらず、自分の本当にやりたいことに自分のペースで取り組むことができるようになるのです。
自分のペースでできるやりがいのある仕事を持ち、常に社会と関わり続ける方が、より楽しい人生を送れるのではないかと思います。
――
著者の菅谷さんは、ネットビジネスと不動産経営で「仕事の仕組み」をつくり、その「仕事の仕組み」に稼がせることで、ご自身は、1日30分働くだけで、高収入を得ているそうです。
実は、私が21年前に、3年間お世話になったデザイン事務所を退社したのは、菅谷さんと同じようなことを感じたからでした。つまり、デザイン事務所は「仕事の仕組み」の中で働いている状態だと感じたからでした。
きっかけは、お客様の一言でした。その方は、ファクシミリを製造している
会社の社長なのですが、ある時、こう仰いました。
「私も、設計事務所を経営していたが、設計事務所は、図面の工場なんだよ。
図面を描かないと、お金が入ってこないんだ」と・・・社長は、「メーカーになれば、工場が商品を製造してくれるので、図面を描かなくても製品が売れればお金が入ってくる」と仰ってました。
その話を伺った後、私は社長の言葉が頭から離れなくなり、メーカーへ転職したのです。
私の経験からも、すればするほどキツくなる仕事ではなく、すればするほど
ラクになる「仕事の仕組み」をつくることが大切であると思います。